今回は先週末にやった船外機の整備の記事です。
実を言うと今回の大掛かりな整備は予定になかったんですよね・・・・
何故かと言いますと、結構前に部品を発注したのですが、メーカーから一部の部品が生産待ちで6月上旬になると連絡があったからです。
去年は燃焼室とプロペラやギア周りのベアリングを交換したので今年はウォーターポンプ周りを・・・と思いかなり早い時期に部品を発注していたのですがメーカーからの回答により整備は6月の予定でした。
しかし!部品を発注した事すら忘れていた先週の平日、突然ショップから出荷のメールが・・・・どうやら予定よりも早く部品が出来たようです。
何やら注文した記憶のないでかいワッシャーが3枚ありましたが何でしょう?部品の品番間違えましたかね~(笑)
そして週末に予定にない整備をする事にしたのですが、あいにくの雨模様・・・・・庭で作業ができないので玄関で作業をしました。
とは言えロアケースを外すだけなのでそれほど大変な作業でもありません。
(各部のオイルの注油やグリスアップもしています)
そう言えば偶然ですが2週間前に雅ファクトリーさんもユーチューブでインペラとギアオイルの重要性を語っていましたね~
先に書きますが作業中の写真は少ないです。
なぜなら手がオイルやグリスなどでギトギトだからです(笑)
何かギアオイル抜いたらまた水が混じってましたね~どこから入ってるんだろ?
去年プロペラ周りのシールからパッキンまで全部変えたので、ウォーターポンプが怪しいんですよね・・・・
ま~それを踏まえての今回の全交換なんですが・・・・
ウォーターポンプケースのロア側は部品自体の材質が変わったんでしょうか?
左が旧型で右が新品です。
あとギアのロッドの部分のパッキンが2個付いていませんでした。
私の場合はバラす時に部品をトレーに入れるので、組み上げた時に部品が余れば直ぐに気づくはずなんですよね。
にもかかわらずパッキンが2個も付いていなかったって事は、船外機が私の手元に来た時点で無かったってことなんですよね・・・・
ほんと中古の船外機って怖いです・・・・
もしかして、このロッド部分からオイルに水が混入していたのかも?
ま~こんな場所から水が入るとは思えませんが・・・・
インペラもしっかり水が出ますし、まだまだ使えそうですが、なんか微妙に羽が変形しているので交換します。
ちなみに このインペラは2年ものです。
そして写真はありませんがアノードメタルも鉄鋼ヤスリとワイヤーブラシでピカピカに磨きましたよ♪
えっ?なぜ新品に交換しないかですか?
発注するのを忘れていたからです!(笑)
ま~去年変えたばかりなんで半年に1回くらい磨けば数年は使えますよ(笑)
ちなみにウォーターポンプのロアケースはハンマーで軽く叩き込まないとハマりません。
なのでガスケットがズレないように軽くネジを刺してから嵌めましょう。
そうしないと後からネジが付かない可能性があります。
そしてコレが完成品♪
後は本体に組み付けるだけです。
もちろん分解した時に部品に固着しているガスケットを取ったり、組付け面を#600のサンドペーパーでキレイに磨くのも忘れていません。
そしてボルトにはヤマハの耐水グリスをタップリ塗ります。
正直な話、部品の交換はしなくても定期的にボルトを抜いて洗浄し、ボルトにグリスを塗るだけでも十分に分解する価値があります。
なにせ毎年分解してボルトに耐水グリスを塗っている私の船外機でさえ1年後には外したボルトに塩が吹いていますから(汗)
そして今回の記事を見て「自分には工具もないし船外機の整備は難しいな~」と思っている方は心配無用です。
今回使った工具はホームセンターで3千円~4千円くらいで売っている工具セットです。
オイルのドレンボルトを回すのに水道用のヘッドのでかい特殊なドライバーが必要なくらいで、後は安物のツールセットでも作業が出来ます。
とは言えキチンとした工具よりも工具の作りの精度が甘いので、ネジやボルトをナメないように注意してください!
そして最後に船外機のエンジンをかけて冷却水の出をチェックします。
結局 雨の降りしきる中で燃調の調整やアイドリングの調整などもやって結果ズブ濡れ(笑)
屋根のある玄関で作業した意味がない(笑)
しかしコレで出船準備は完了したので5月のGW釣行はバッチリです♪
そう言えば玄関前で作業中に頭の上をツバメがブンブン飛び回っていて頭上から爆撃されないか心配でした(笑)
今年も去年の2羽が戻ってきたみたいです♪