四百十八日目 | ぶれない?迷走日記

ぶれない?迷走日記

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今日は 人と向き合うと言う事を
ご高齢のご婦人に教えていただきました

いつも 家に帰りたいとおっしゃり
足の浮腫を 御自宅の近所の かかりつけ医に見てもらいたい
あの先生なら 治してくれるを 繰り事の様におっしゃっています

職員は 帰宅願望強いの一言で片付けていました

今日は 私にしきりに 帰りたい 先生に見てもらいたいを繰り返され

私自身も お話を聞き 足をさするしか術がなく

○○さんの足の浮いたのが 少しでも退いて
楽になります様にと 足をさすっていました

すると 目からみるみる 涙が溢れ 泣き出されたのです

ご婦人の想いは

ご近所の先生を信頼しており 死に水をとってもらいたいと思っていた

自分は 年金と 恩給があるので お金には不自由しない
何故? 自分の思うようにならないのか?
家に帰りたい
信頼している先生に 自分の足を見てもらいたいだけなのに…

この話を聞いて 帰宅願望が強いと 一言で片付けてはいけない そう感じました

最初は 泣かないでと思い 背中をさすっていましたが

口に出た言葉は
泣きたい時は 泣いてください
また 元気がでたら いつもの笑顔を見せてくださいね でした

ご婦人は 私に
ここの子は いい子ばかりやから 嫌なことがあっても 気を悪くしないで ここに来てよ

また 明日も来てよ そう 涙ながらに 仰ってくれました

愛しい存在 たまに 憎たらしい時もありますが
それもまた 愛嬌だと思える様になりました

人間て 悲しくて 愛しくて 自分が辛くても 人を思いやれる

人間嫌いの私のリハビリ?
私自身が 癒されているようにも感じました

今日は 神聖な気持ちで水垢離をします

もう眠いので さっさと 寝るとします