百九十六日目 | ぶれない?迷走日記

ぶれない?迷走日記

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昨日 叔母のお見舞いに行って来ましたが

皆 頭はしっかりしているんだから
そんな風にしていたら 呆けてると思われる‼ とか

リハビリ頑張ってせなあかん 気力がない‼

口々に オババ達に はっぱをかけられていましたが

叔母の顔を見ると 仏様の様な顔をしていました

もう 90歳 本人は終い支度をしているように感じました

心臓がボロボロで 超高血圧 超高血糖 かなりしんどいだろうに 何故 頑張れ もっと頑張れて言われているのだろう(/ー ̄;)

微妙な気持ちを抱え 今日も 叔母の顔を見に行くと

看護師さんがいました

何かを必死で訴えていましたが
私が来たのを幸いに その場を離れたように感じました

すると 叔母は リハビリに行く前に おしっこをしたかったのに 逃げられた そう言いました

リハビリは 長いから リハビリの先生にトイレに連れていってもらう訳にはいかないから しておきたかった そう言うのです

私は 詰所に行き 叔母の気持ちを伝え 頭下げて お願いしに行きました

本来なら 私が排泄介助をすれば良いのですが
数年前 大事故にあい 三年弱の入院を経て退院したのですが 体に麻痺が残り 人を支えるには リスクが大きいのです

看護師さんは 叔母に言い聞かせるように
私には 言い訳をするかのように 排泄介助をしてくれなかった事を言っていました

それでも ありがとうございました と頭を下げておきましたが

帰り際に 足が痺れるのは 寝ているときに 足を動かさないから 寝ていても運動しなきゃ そう言うと

叔母は

動かしたくても 重たいものを乗せられたら 動かせないと 答えました

すると看護師さんは 嘘ぉこんなに軽いのに アハハ と大笑いしました

私は なるべく 怒りをあらわにしないよう冷静に

それは あなたの感じる事でしょ
本人がそうだと言ったら それでいいのでは( ̄ヘ ̄メ)

と 嫌みっぽく言ってみました

私の 経験から 高齢の方や ハンデを負った方には
羽の様に軽い布団や タオルケットでさえ 重いと訴える方が 時々いました

真夏に 寒いと 毛布を被る方もいました

もっと 患者とコミュニケーションをとっていれば
長い 勤務の中で 気付きがあったのでは?と残念な気持ちと 悲しい気持ちになりました

もっと悲しいのは よく 施設の虐待が報道されていますが 数十年前から よく 目にした光景です

今よりも 昔は かなりエグイ事も 虐待とは言わず
日常的に 業務の中で行われる事もありました

私は 自分の入院経験から 患者には 其々に ドラマがある 皆等しく 優しくされるべきだ
そう思う気持ちが強くなりすぎて

復職しましたが 病院や 施設の体質
職員 ナース ドクター 達に対して 患者の気持ちにそう仕事を望むようになりましたが

私の気持ちが届かない事を言い訳に 福祉の現場を変えたいという 思いを放りだし 逃げ出してしまいました

まだまだ 青い私ですが しばしの休息を経て
また 何らかの形で 福祉の現場に関わりたいと思っています

今日は ハイパー水垢離の最終日 いつもより
少し センチメンタルな気持ちを洗い流しておこう(*´ω`*)