まだあったよ
不思議体験
パート2
実家で暮らしていた頃
私はコタツで生活していた
コタツの上にはいつも化粧品や鏡、飲料などが散乱していた
片付けられない女というやつです
いや
片付けはできる
でも追い詰められないとやらないタイプである
ここで注意したいのだが
食べ物の食べ残しなどはないので(自己弁護)臭くはなかったと思う
ゴキちゃん(ゴキブリ)とシェアハウスしたくないので食べ物は置かないようにしていた
そんな汚部屋で不思議体験があった
私はなんとなく目薬をさそうとした
頭を天井に向けいつでもOKの状態なのだが
いつまでたっても私の目玉は潤わない
ちっ
なんだよ
心の中で舌打ちしてみる
その手に取った目薬を睨みつける
そこには目薬ではなく
瞬間接着剤があった
一瞬なにが起こったのかわからなかったが
ぼんやりとした頭で
あ・・・これ目薬じゃないじゃん あはは
と同時に
あっぶねー
これまじあっぶねー
瞬間接着剤が私の瞳に打たれていたらと思うと背筋が凍る
ではなぜ私の部屋に瞬間接着剤があったのかというと
ネイルチップをつけるためだ
爪には良くはないのだが
流石、瞬間接着剤というだけあって接着率が良い
私はこのとき学んだ
瞬間接着剤と目薬は近くに置いたらいかんね