パラレルワールドなんて言われても、そんなものあるわけないよって思うのですが…





パラレルワールドはないって考えてしまうのですが、私として1つ否定できない体験があります…
これはもしかするとパラレルワールドを移動したということなのかもしれないと…

私はかなりアレルギーがあった(今でも)ので、二十歳くらいの頃山小屋風の温泉でバイトしていたことがあります…
温泉がかなり効くのです…
その山小屋風の温泉で30代の頃にも数ヶ月お世話になったことがあります…
まあ、失業中とかそういう時に時々お世話になっていたということです…

その温泉には大正時代に建てられた古い建物があり、その建物は従業員の寮になっていました…
私もその大正時代の建物で数ヶ月間いましたが、そこの部屋である時横になって天井を見ていたら、薄くなってはいますが文字がかなりたくさん書いてあることに気付きました…
読んでみると、大正◯年に宿泊したどこどこから来た誰某とか、そういう類いの書き込みがかなりたくさんあったのです…
従業員の寮になっていましたが、かなり昔はお客が泊まる場所だったようです…
大正時代の書き込みなんてなかなか凄いなと思い、大正時代と言えば乱歩さんの短編で、憎き相手に天井から毒を垂らして暗殺するなんて話もあったよな なんて考えたり…
大正時代と言えば、日本が太平洋戦争でB29に空爆されたり原爆を落とされたりした時よりも古く、原爆が炸裂した瞬間にもこの天井の書き込みは、自分が今見ているままで存在していたんだな とか考えてみたり…
これはなかなか貴重なものではないかと…
それで私も真似をして書いてみようと思いました…
台になるものがなかったので天井には手が届かず、襖に鉛筆で小さく日付と名前なんかを書いてみました…

それからまたかなり経って、40代後半の頃にもまたその温泉にお世話になりました…
その時はその大正時代の古い建物ではないところに寝泊まりしましたが、ある時襖に書き込みをしたのを思い出し見に行きました…
ちょうど書き込みをした部屋は空き部屋になっており、鍵なんてものは元々付いていないので入ってみました…
畳に横になり、十数年ぶりに天井を見たのですが…
何一つ文字が見つからないのです…(; ̄ー ̄A
よ~く見ても、全く何の痕跡もないのです…(; ̄ー ̄A
それで、自分が鉛筆で書いた襖の文字を探したのですが…
かなり濃い目に強く書いたはずなのですが…
全く何の痕跡も見つからないのです…(; ̄ー ̄A
全く、狐につままれたような気分でした…
あの時見た大正時代の書き込みは❓️
自分が書いた書き込みは❓️
元々古い建物ですし、作り変えたわけではないようです…
古い天井に古い襖です…

その時はパラレルワールドを移動したなんて考えは浮かばなかったと思いますが…
今思うと、これはもしかすると… なんですよね…
私としては、元々はパラレルワールドについての動画なんかを見て、その説には賛同できないという見解でしたが…
今現在は、パラレルワールドというものはあるのかもしれないと、少し考えが変わりつつあります…