風の子守歌
作詞 別役実 作曲 池辺晋一郎
おやすみなさい
風は
いってしまった日を
かぞえながら吹くのです
あのひのしあわせと
このひのふしあわせと
いつかみた
あおいそら
おやすみなさい
風は
死んでしまった人を
かぞえながら吹くのです
あのひのしあわせと
このひのふしあわせと
いつかみた
しろいくも
おやすみなさい
風は
忘れてしまったことを
かぞえながら吹くのです
あのひのしあわせと
このひのふしあわせと
いつかみた
ひのひかり
なかなか、
こういう澄んだ気持ちには
なれないよ
絶望の底に
沈んでしまうこともあるけれど
絶望の底に行かなければ
澄んだ気持ちを持つことは
できないのではないだろうか?
そのとき、
いつかみた
あおいそら
しろいくも
ひのひかり
が、よみがえってくるのだろう…
(以下コピーさせていただきました。)
こんにちは
守屋純子です。
絶望の果てには