小学1年生の冬から始めたサッカー⚽️

練習の後、皆んなでフットサルをしていると息子から聞いた私は、、
練習に顔を出すのも嫌になっていた。

でも、息子は嫌がることはなかった。
休みたいとも言わなかった。


苛立ちと寂しさと悲しさと…
文句を言おうと思った。
でも、私の感情で文句を言って息子がそこに居場所をなくしたら…
辞めなきゃならなくなったら…
そんな事を考えると出来なかった。

訳の分からない感情になって、主人に話した。
主人は驚いていた。
でも、主人は仕事で送れない。
息子が続けたいのに私の感情で辞めさせるわけにも行かないと困っていた。
私も同じ考えだった。

でも、出来ることなら主人に協力して欲しい…

いや、私はもう限界だった。

だから「皆んなお父さんも協力しているんだから貴方もやってよ。」
主人に当たった。
何度も何度も。

主人は仕事をやりくりして休んで息子のサッカーに顔を出せる限り出すようになった。
その頃、新しいコーチが入ってきた。

でも、やはり“仲間外れ”は主人にまで影響があった。

練習の後のフットサルはお母さんチームとお父さんチームがあった。
うちは誘われることはもちろんなかった。
でも、主人には保護者がフットサルチームをやっている事などを話はしていた。

元々、息子がサッカーをやりたいと言い出したのも、主人がフットサルをやっていて、試合の帰り道に「オレも大人になったらサッカーやろう!」なんて言ってきたから「だったら今からやっていいんだよ!」と言う流れからだった。
その時に「自分でチームを見つけてごらん。」なんて言ったからこんな事になった。
何も知らない息子に決めさせるなんて浅はかだった。

新しいコーチは、そのお父さんチームの一人。子供はいたけど、かなり息子より小さかった。
お母さんチームのリーダーは、あの私の中学の同級生。

主人も頑張って通ってくれたけど、仕事もあり、なんとなく浮くのもあって、だんだんと行かなくなっていった。
夫婦喧嘩にも何度もなった。
そして、全く練習に行かなくなった。

主人が行かなくなる…

また私が行かないとならない。
やめて欲しいなんて息子には言えない…
私は自分の事しか考えられなくなっていた。



あれから10年以上経ちました。
主人は今でもコーチを途中で辞めた事を話してきます。
どんな気持ちなのか、何を言いたいのか分からないけど、息子に対して途中で逃げ出した事を申し訳なく思っている感じです。

そんな思いをさせてしまったのも私です。
でも、主人がいたから乗り越えられたと思います。
そんな私たちの姿を息子もきっと見ていたと…