小学4年生の娘。
先週の話です。

仲良かった友達が、自分が教室に入った途端コソコソ話を始めて。
自分のことを言われていると感じ[明日学校へ行きたくない]と言い出し、私は明日の朝考えようと伝えたけど、、

やはり学校を休みました。

明日学校へ行くために。
今日のうちに担任の先生と話した方がいいと思った私は娘から直接話を聞いてもらいたいとお願いをして、二人で学校へ行きました。



職員室から出てきた先生は…
腕を開いて、真っ直ぐに娘を見つめていました。
大丈夫。と私は思いました。

そして空き教室で
先生は優しく「どうしたの」と聞いてくれました。
娘は何も言えない。と言っていたのに…
「昨日、いーちゃんとりーちゃんが着替える部屋に私が行った途端コソコソ話を始めて、私の事じゃなかったかも知れないけど凄い嫌で。」
「習い事も一緒だし、仲良くしたいって思っていて。二人に話してみようと思っていて。」
「一学期に私もいーちゃんが少し嫌な時があって自分も嫌なことをしちゃったからだと思って。」
「いーちゃんがおーちゃんにも嫌なことをしていて。」
「4年生になって皆んな悪口とか凄く言うようになってそれがいやで、これからは言わないようにしようと思います。」
びっくりするほど次から次と自分の気持ち、こうしようと思う。を話していました。

先生は
「それは嫌だったよね。」
「でも、みーしゃさんもしちゃったんだね。」
「最近トラブルがあるもんね。」
「話してくれてありがとう。」
と、私が言って欲しいと思っていることを言ってくれました。
「じゃあ明日、4人で話してみようか?」
「うん。」
「言われたくないこととか言われるかも知れない。」
「言いたくないことを言わなきゃならないかも知れない。」
「それでも大丈夫?」
「うん。」

黙って聞いていた私も…
「仲がいいと思っていたからこそ辛かったんだと思います。」
「おーちゃんがなんとなくはじかれて行くのを始めは止めていたけど流されて行って…今度は自分だと怖かったんだと思います。」
「おーちゃんにしてしまった事を後悔しているんだと思います。」
「そうですね。」
「今で良かったんですよ。高学年になると携帯とかで始まるから見えにくくなるし。もっと複雑になってくるから。」
「そうですね。」
「これからもよろしくお願いします。」
「今日はね、なんでみーしゃ休みなの?って皆んなが聞いてきたから、調子が少し悪いみたい。って話したよ。」
「みーしゃさんが休みで体育のテストなんて困っていたよ。」
と、ここに居場所はあるんだよ。と伝えてくれました。
「みーしゃの事を待っていてくれてるんだね。」
「そうだよ。みーしゃさんが元気だとクラスの雰囲気もよくなる。みーしゃさんが嫌だと言ったらそうになっちゃうよ。」
「うん。」
「先生はみんなの味方なんだよ、皆んなが笑顔でいてくれたら嬉しいの。これからも何かあったら先生に話してごらん。」
「そう。ごちゃごちゃしていて気づかないことが沢山あるから教えてほしい。」

娘は笑顔になりました。

「じゃあ、明日元気じゃなくても先生におはよう!って言える?」
「うん!言える!」
「あっ、そうだ。明日は6時間目の準備のために早く来る子たちがいて、朝会うと思うけど大丈夫?」
「うん。私も早く来てるけど大丈夫!」
「話してくれてありがとう。」

先生は話してきた事を褒めてくれました。
明日の朝の心配もしてくれました。
やっぱり信頼関係はとても大切です。
娘が先生のことをよく思わないと、あまり会わない私もよく思えなくなってきてしまって…

電話だと表情が見えなくて言葉でしか分からないから。
受け取り方を勘違いしてしまっても、そのままになってしまうから。

娘を守れるのは親だと思います。
先生は例えどんなでも一年が済めばそれで終わるけど。
親はそうは行かないから。
先生の態度次第では行かなくてもいい。と思っていました。
忙しい先生に時間を作ってもらうのは申し訳ないけど、その日のうちに話に行ったのは正解だったと思います。




そして、、
家族に先生と話したことを伝えていると…
娘が突然

今日の先生はいつもと違って
話をちゃんと聞いてくれて
びっくりしちゃった!
なんか、全然違った!
優しかったよ。

…と、家族にまでカミングアウト。
先生のことをみる目は少しは変わったのかしら、、
と少し心配はありますが。
とりあえず一安心(^^)

 
そうそう。
先生にすらすら自分から話し出せたのも、先生が受け入れ態勢になってくれたからだと思います。
聞く態度になれば、話してくれるって私も学びました。