娘の幼馴染が高3のゴールデンウィーク前に学校を辞めると言ってきました。
単位・出席日数はしっかり足りているようです。
じゃあ何で?

イジメです。

高2までは喧嘩しながらも楽しくやっていたようです。
もともと気の強い子でした。
でも、悪い子ではないです。
それどころかとてもいい子なんです。
元気で!素直で!

高3になって突然。
いつも一緒にお弁当を食べているのに、食べ終わると数人づつトイレに行って一人になる。
行事でグループを作るのに、なんとなく皆んなにはぐらかされて。最終的に[あなたがいるとぐちゃぐちゃになるから。ごめんね。]とラインで言われて。
その次の日からその子は学校を休むと、グループの数人で先生のところに行き「私たちはいじめていません。ただ、グループには入れたくありません。学校に来てもいいけどグループにはいれません。学校にきてもいじめません。」と自分たちを正当化して先生に話したようです。
これは、先生も受験に響くと思って言ってきたのかも?と言っていたそうです。

学校と言う狭い世界で生きている子供たち。
2年間一緒に過ごしてきて、行事も部活も一緒にやってきて。

今更、なんでそんな事が言えるのか?出来るのか?と悔しくて、、

大人はあと一年なんだからもったいない。って考えるけど。
私は今を生きているその子ににそんな事は言えませんでした。
友達なんて!それは過ぎて経験した大人なら分かる事だけど、今その狭い世界で生きている子供にとってどれだけ大きくて、どれだけ大切か。

主人は
「逆のやっちゃう方にならなくてよかった。」
「そのグループだったんだから、そっちになる可能性だってあったんだから。」と。
本当にその通りだと思います。

傷つけた子はすぐに忘れるだろうけど。
傷つけられた方は一生忘れない。
傷つけた子の親は知らないだろうけど。
傷つけられた子の親は寝むれないほど悩んで苦しんでいる。

そして、その子はきっと人の顔色を見ながら友達ってどうやって作るんだろう?って悩んで。

そして、夏が過ぎて、、
秋になろうとしています。

その子は月に数日カウンセラーの先生のところだけ行っているようです。
日数が足りなくなって、卒業は出来なくなってしまいました。
学校でバッタリ会っても目も合わさないようで。

今後のことをとても悩んでいます。

遊び半分で始めたハブ。
そんなんで、1人の子の人生が変わってしまったこと。
ちゃんと分かっているのかな?
生きていてくれただけで、学校へ行かない!と言う選択を出来たその子は偉かった!って思います。

なんか悔しいな。
本当に悔しい。