まーそんなやりとりが、
自分の20代前半の頃にありましてね?
叔母公認で、いとこの元春(仮名)は
我が家(実家)出禁となりました。
その後、姉と、元春の弟が、
それぞれ結婚して子供が生まれまして。
子供たちが同世代っていうことで、
岐阜のおばさんの家にいって、
お互いお年玉をやりとりするような感じで、
年一回ぐらいは
顔を会わせる感じになっておりました。
その岐阜のおばも6~7年前にガンで他界しまして。
実家に一人残された長男の元春が、
そこに住み続けており。
それでも、年末年始は三兄弟が実家に戻り、
一緒にご飯食べたりする関係でした。
そこに年末に私がおよばれして、
次男、三男にご飯を作って貰って、
一緒に食べたり。
スーパー銭湯に行ったり、
漫画読んでゴロゴロしたりと、
ちょっと仲良くするのが、
ここ数年の定番だったのです。
そうして家におよばれしても、
元ちゃんは私の顔を見て、
ちょこっとあいさつするだけで、
すぐに自分の部屋にひきこもってしまうので、
私は彼に嫌われているのかな?
ぐらいに思っていたのです。
『しんじゅちゃん、
気にしないでいいよ?
兄貴はいつもあぁだから。』
と、弟たちに言われていたので、
私も気にしていなかったのです。
それが今年の1月に3男が、
一人旅の海外旅行中に海のレジャーで行方不明となり
(おそらく死亡している)、
2男がGW中に自宅で孤独死しており。
いっぱいいっぱいになった長男元春(仮名)から、
私にSOSが来たのでした。
最初は『精神的にきついので、
話し相手になって欲しい』、
と言われたので電車で岐阜に向かいました。
するとそこには次男の一人息子(18才)がいて、
ずっとゲームをしています。
そして一人暮らしで亡くなったと聞いたので、
てっきり離婚していると思っていたら、
籍を抜いていなかった妻が来て、
死亡後の手続きのあれやこれやをレクチャーさせられて。
(そーゆー仕事をしていた時期もあったので、
ちょっと知識があった。)
え…おばさんの通夜の時にも、
顔を見せなかったから、
てっきり籍を抜いていたと思ってた…
と、彼女のストロングハートに驚いたものですが…。
ってか、夫の死亡後の手続きは自分でやれよ…。
何、楽して、人にやってもらおうとしてんだよ…って話ですけど。
その時は、元ちゃんには、
片づけは一人でやるから、
話相手になって欲しいというお話でしたが。
次は『一人では弟二人分の遺品の整理ができないから、
手伝って欲しい』と言われて、
手伝いに出向くと。
孤独死した次男のボロボロの衣服
(様々な液体が沁みこんでいる)
のを一つ一つ検品しつつ、
ゴミ出しの分別を手伝わされ。
まぁ、それは最悪仕方ないとしても、
その後にどっちゃりと、
亡くなった叔母の遺品を分別されられ。
それは2割ほどは、
ネズミに食いちぎられていた衣服だったりして。
実は叔母の遺品の整理は全くの手つかずで、
いずれ自分が定年退職したら、
やっつけるつもりでいたとか。
それで、まぁ、
叔母の遺品ぐらいは手伝っても…。
こんな不潔な衣類と一緒に暮らしていては、
元ちゃんの体が心配…。
って、私はつい、仏心をだしてしまい。
次の週に片付けに手伝いにいったら、
20年来ため込まれた倉庫の荷物の分別をさせられ。
それはネズミか何かの動物の糞尿にまみれた、
様々なもので。
着ていた洋服はすぐさま脱ぎ捨てて、
そのまま処分して。
帰宅してすぐにお風呂に入ると、
ふと、気づくと指先を、
刃物でスパッと切ったあとが…。
素手で作業していた私も落ち度がありましたが、
ヘタすれば感染症になりかねない。
今後、倉庫の片付けは一切手伝わない、
私は特殊清掃員じゃない!
と苦情を申し入れたのでした。
そして、実弟とはいえ、
婚姻関係のある弟の私物を、
実家に持ち込んではダメだ。
妻子がいるのだから、
妻にまかせるべきだと伝えたのですが、
『遺品整理が自分としては、
弟に対する供養のつもりだから』
と聞く耳を持たず…。
遺骨も実家に持ってきちゃっているし。
妻もちゃっかり、そのままだし…。
そうして、3男の遺品の整理もまったく手つかず。
ってか、次男の葬式も、
人と会うのが苦手、
坊主が嫌いという理由で、
自分でお経を唱えただけですませていたので。
私『49日はいつやるの?
父に伝えるから教えて。』
と何度連絡しても、
未読スルー。
そもそも「しんじゅちゃんが一番仲良かったから相談した。」
とか、元ちゃんに言われて、
ん?仲良かったっけ?
って思ってたけど。
弟二人が同時期に亡くなって、
きっと混乱しているのね…。
つらいでしょうから、
親切にしなきゃ…。
とか、思ってたけど、モヤモヤしてきたわ…。
うっかりしてたけど、
叔母さんの一周忌とか、
三周忌とか、七周忌に出た覚えがない…。
もしかして、やってない…。
今後もやらなさそう…。
3男が私のところにウロウロ出てくるのも、
うなずける気がする…。
このままだと無縁仏コース一直線か…。
なんとか、供養してあげて欲しい。
だから次男と一緒に供養を…って、
思ってたけど、無視を決め込まれているみたい。
モヤモヤする…。
そういや、コイツは家に出禁にされていたわ…。
と、思い出した次第。
要するに、
もう、コイツ助けなくてもよくね?
人の話、全然聞かねーし、
面倒事ばっかり押し付けてくるし、
都合が悪くなると、バックレるし。
って話です。
どすこい!
そんなこんななお話でした。
長文にお付き合いくださいまして、
ありがとうございます。
皆さまの、困った親戚たちシリーズもお待ちしております。
(いらんけど。)
ではでは☆