年も明けて、ようやく病院を受診しました。
名前を呼ばれて診察室に入ると、優しそうな女医の先生がいらっしゃいました。
身長・体重のグラフを見ています。。。
「やっぱりこの身長じゃ問題ないって言われちゃうかな」
と不安になりましたが、先生から
「小5(10歳~11歳)から身長が伸び悩んでいるようですが、何かありましたか?」
と思いがけない言葉が出てきました。
確かにグラフを見ると、小5から伸び悩んでいる…。
思い当たることは2つあったので答えました。
「コロナで自宅にいることが増えました。骨折して幼稚園から続けていたサッカーをやめたことです」
それが直接の原因なのかは分かりませんが、思い当たる変化はそれでした。
次に先生は、
「頭痛などはありますか?」
と質問してきました。
確かによく頭が痛いと言っていた(仮病かな…と疑うこともあったが…)
「はい。頭が痛くて保健室に行くこともあるようです」
頭痛が低身長に関係があるのか?と考えていると、
「小さいながらも成長曲線に入っていますが、
小5から伸び悩んでいるということは何か問題があるのかも知れません。
低身長の原因は体質性・家族性によるもの、成長ホルモンの不足、生活習慣、脳の異常などが考えられます。
脳の異常とは、脳の下垂体機能が低下して成長ホルモンが出にくい状態を言います。
頭痛が頻繁にある子は脳の異常も考えられますので、
まずはMRIで脳の状態を調べてみましょう。」
と、MRI検査が出来る病院を紹介してくれました。(小さな病院なのでMRI専門の病院で調べました)
低身長から脳の異常に結びつくなんて予想外でした。
しかも、小5から伸び悩んでいたことも気がつかなかった
「脳の異常があると成長ホルモンの治療ができないかもしれません。
MIRの結果が出てから、成長ホルモンの分泌量の検査をしましょう。
その前に、成長が終わっていないかを手の骨のレントゲンをとって確認しますね」
と、手の骨のレントゲン写真をとりました。
この写真↓は息子のものではありませんが(病院で頂いた資料の写真です)
成長期(左写真)は骨端線と言われる線が見えています。
骨端線が見えなくなる(右写真)と成長期が終わっていて、成長ホルモンの治療は難しいとのことでした。
(成長期) (成熟期)
息子のレントゲン結果は骨端線が見えていました。
「まだ骨端線が見えるので大丈夫そうです。これから伸びますよ。
ただ…このままいくと160㎝くらいかも知れません。」
160㎝は男子としては小さすぎる。けれど今145㎝もない息子が15㎝は伸びるかもしれない。
身長のことも不安だけど、脳の異常の方がより不安になってきた
脳の異常は、身長だけの問題ではなくなるからね…。
ただ小さいだけで特に問題ないですよ。。。
と言われると思っていたのに、予想もしない展開になってしまった
次回はMRI検査の結果が出てから病院を受診することに決まり、病院をあとにしました。