またまた突如として、思い付いたお話になります。
キョーコsideから見たお話です。
⚠️このお話は、ヒズリ家と最上家が親戚関係になってる設定で書いております。
ですが他の親戚妄想のお話とは繋がっておりません。
一応、独立したお話になっています。
『君ハピ』に近い感じかな?
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現在、私はまた来日した日本が誇るハリウッド俳優クー・ヒズリさんこと『父さん』のお世話係を社長から任命されたラブミー部員として行動を共にしていた。

以前と違うのは、ラブミーつなぎを着ていないこと。
どういうわけか再会したその日に、滞在しているホテルの美容室に連れてかれて、いつぞやのダークムーンの打ち上げパーティーの時と同じ髪色の髪型にされお嬢様のようなセレブ御用達のハイブランドのワンピースを着せられ、バッグや靴、アクセサリーに至るまで全てクーお父さんからプレゼントされたのである。


「ほおお。これはまた化けるな!流石、雪菜叔母さんの孫な訳あるわ!ソックリじゃねーか。」

「あのう……何でこんな格好しなきゃならないんです?私、社長からお世話係の任命受けてるのに。」

「ん?ああ、前は俺の息子に扮して演じたろ。だから今度は、娘になって今日1日付き合って貰おうと思ってな!ヨッシャア行くぞ、愛娘よ!」

ケラケラと笑い私の肩に手をやり、ホテルの美容室から出ていった。
そして今に至る。


「おーいそこの親バカエロ親父。いつまで京子ちゃんの肩に手をやってんの?」


某テレビ局のスタジオ内は、ドッと笑いの渦が起きていた。私は、苦笑いで対応しているけど……💦
もう!いくら身内だからって、でもまだ公表してないのよねこの事。
極一部の人のみだ知っているのは。私とクー・ヒズリさんが親戚だってことは。まさか、敦賀さんがコーンだったなんて。
クーお父さんと親子で、しかもハトコだったとは💧

いきなり素性のカミングアウトと、私に愛の告白までしてくるんだもの~~😳💦
その事を伝えてくれたのは、紅葉役をゲットした数日後の事だった。
そのあとに、敦賀さんが御両親にその事を伝えたらいきなり「お前ら、実はハトコだからな。」なんてあっけらかんと言ってきたし。


「あまりにもキレイだったんで急遽、京子ちゃんにも出演してもらいましたけど。面白い事やってるね、演技指導で今日1日父娘に扮して過ごしてるなんて。」

「だろ?同郷の身としては、役者の心得を教えたり演技指導してもいいなと思ってな。実は、去年来日した時も演技テストやったんだよ。そんときは、息子を演じてもらったんだ。」

「あ!確かに、何かいたよね。一体何者なんだ!?って密かに噂に上がってたんだよな。あれって京子ちゃんだったんだ。」


今度は、驚いた声がスタジオ内にこだました。そのあとも収録は続いてたけど、そんな中で同じトーク番組に出演しているベテラン俳優さんが私の姿をチラチラと事あるごとに見てきてたのよね。
もしかして、気付かれたのかも。この人、半世紀にも渡って俳優活動している方だから……多分、私がクー・ヒズリさんと親族だって事に。
お祖母さんが生前、女優なんかやってたもんだから……ソックリらしいのよね、この髪型してると色は違うけど。

番組収録が終わると、私はそそくさとスタジオを後にしようとしたら、その俳優さんが声をかけてきた。


「二人ともご苦労様。本当に仲良いな、クー君良かったね。ある意味夢叶ったろ?昔言ってたもんな、叔母さんと共演したかったって。じゃあなまた。」


そう言って、私達の肩をポンっと軽く叩いてスタジオを出ていった。


「やっぱりバレたか👅」
「どどどどどないしたらええんや💦」


思わず京都弁になり、慌てた私をズルズルと引っ張り楽屋へと戻る途中でトイレに行きたいからと私は、一旦クーお父さんから離れトイレへと入った。用を足し、出ると近くにショータローがいて私の姿を見てしかめっ面を見せてきたのである。


「オメーまた何でそんな格好してんだよ!またあれか?あのエロ俳優に改造されたんか!?」

「何言ってんのよ……💧違うわよ、これはラブミー部の依頼でこんな格好してるだけよ。ちょっとどいて早く戻らないと、お父さんが待ってるんだから。」

「は?お父さん!?なんだそれ。おい、待てよ!!お前、親父さんはいないって言ってじゃねーか!どー言う事だよ説明しろ!!」

「え……キャア!!」


私がショータローを無視して立ち去ろうとしたら、いきなり腕を掴んできたものだから思わず声を高荒げてしまった。すると周囲にいた人達も私達に視線を集中させて注目の的に。

すると、クーお父さんが私達の元にやって来てショータローの後ろに立ち腕を掴んだ。


「おい!俺の娘に手を出してんじゃねーよ!!おりゃああ!!」

ドッシーン!!

私の腕を掴んでいたショータローの手が離れると共にショータローの身体が宙を舞い床に倒れこんだ!
正確には、一本背負いから投げ出されたんだけど……痛そう~~💦


「っ~~~痛~~💦な、なななな何だ今のは!?ってゆーか誰だよ俺の事倒したの!?俺の娘って何!?」

「こっち向け、そこのクソ坊主!」

「んだと!誰だよ俺の事クソ坊主なんて言われる覚えねーぞ!!」


クーお父さんがショータローにメンチ切ってしまい、ショータローもまた言い言葉に合言葉状態になって立ち上がり、私達の方に振り向くとクーお父さんはアイツの顔に近づいて更に言い放った。


「……え?あれ?クー・ヒズリ?」

「よくもまあ、俺の娘に手を出してくれたなぁ。あん?」

「む、娘って…………💧んん?おいキョーコ、お前の親父って冴…じゃなくてお袋さんと付き合ってたけど、事情があって結婚出来なくて別れたって聞いてるぞ。まさかとは思うけど…クー・ヒズリと不倫してたんか!?お前って、クー・ヒズリの隠し子だったんかよ!
地元一緒だし!俺の親父も同級生だって聞いてるぞ!!」


ショータローのその話に、周囲にいた人達がざわついてしまい私達はまたまた注目の的にされてしまった。


「ち、ちちち、違うわよ💦!クーお父さんとは、確かに血は繋がってるけど、親戚のおじさんなだけだもん!お母さんと従兄妹同士なんだから!!
私には、お父さんがいないから父親代わりになってやる!って言ってくれたから、"お父さん"って言ってるのよ!悪い!?」


私は、思わず息咳切って全てを話してしまい、我に帰るとその場はシーンとなってしまった……💧


「し、しもうた…つい話してもうたわ~💦」

「おい、キョーコ自分からバラしてどーする。ん~でもまあ、中には気付いてるやつもいるからなぁ。取り敢えずカミングアウトしとくか。今、コレが言った通り俺は、キョーコのお袋とはイトコ同士だよ。因みにキョーコは、俺の叔母さんの孫娘だ!更に言えば、叔母さんって女優だったからな。
この髪型にすると、瓜二つ。だから俺達が親族だって気付いてた人間もちらほらいたんだよ。」


その話にショータローは、目を見開いてぽけーっとしている。

「はい……💧?親戚のおじさん??オメーのばーちゃんって女優だったんか?もしかして、ダークムーンに出演したのってそのオッサンのコネかよ!?」


今度は、コネなんて言ってきたもんだからクーお父さんのこめかみには血管が浮き上がってきていた……あ、コレヤバいかも…………😱

ビッターーーーン!!

そしたら、ショータローのオデコに思いっきりデコピンをした!
その勢いで、その場に尻餅ついたショータロー。


「いい加減にしろや!さっきからキョーコに対して何様のつもりや!言っとくけどな、キョーコは実力で美緒役をゲットしたんやぞ!それも、お前のプロモに出たからそれがキッカケでダークムーンに出演することが出来たんやからな!!それを忘れるんやない!!このアホんだら松之助坊主が!!」


まさかの京都弁のまくし立てが起き、全員があっけにとられてしまった。
すると、右手の拳を上げてショータローに目掛けて思いっきり突き出した!!


「鉄拳制裁!!」

ゴスン!!

その言葉と共に物凄い音がして見ると……壁に押し付けられたショータローの顔のすぐ横にクーお父さんの右手拳が当たっておりパラパラと壁の欠片が落ちていた…………💧


「んなんなんななななななななな((((;゜Д゜)))❗」


ショータローは、両足をビクビクと痙攣させ顔を青ざめてしまい、そのままずり落ちるように尻餅をついてしまった。


「ふんっ!こんなことで失神するとはな。それでビルボード狙えると思ってんのか?もう少し、根性つけろや!
ほなさいなら!キョーコ行くぞ!!」


青ざめたショータローを尻目に私達は、その場を後にした。
後で聞いたのだけど、すぐ近くで伯父である弁護士の片桐先生が見ていたらしく呆然としている所にやって来て、頭突きされ我に帰り、そのまま一緒にアカトキエージェンシーに連行され、翌日LMEプロダクションにもマネージャーの祥子さんとやって来て、宝田社長と椹主任の前で土下座させられ謝罪をしてきたのだが…その場にいた社員全員が白い目で見ていたらしい。

私の方は、もう既に素性を知っている人達もいたせいか、その人達が話をアチコチでしていたらしく業界では周知の事実になっていたんだとか😅

しかも、いつの間にか敦賀さんの素性まで知られちゃってたし…私達がハトコ同士だって事も。
それでいて仲がいいからって、皆してからかってきたりするんだもの~~💦

確かに、互いに両思いでもあったので内緒のお付き合いを始めていたのだが…周囲にはバレバレだった。

それもクーお父さんが、近い将来本当の娘になるんだぞ!なんて皆に自慢して喋りまくっていたからだ。

結局、18歳の誕生日に正式にプロポーズを受けて、高校を卒業した翌日、私は敦賀蓮さんこと久遠・ヒズリさんと結婚し、キョーコ・ヒズリとなった。

これで晴れて、クーお父さんが本当にお父さんになってくれたのは嬉しいんだけど…。

むやみやたらと娘自慢しないで欲しい。
スゴく恥ずかしいのよ~~😳💦
ジュリママも、コーンも!私の事、最高の妻だとか、出来たムスメだとか!可愛いベイビーが産まれるに違いないとか!!

誰か~~この、おのろけバカファミリーに鉄拳制裁して下さいーー💦❗❗


おわりじゃーい!(笑)

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ちょっと笑える話を書きたくて、去年から少しずつ書いていたお話をやっとまとめる事ができました。

やっぱり私は、ショータローに反省をして欲しいという気持ちがスゴくあるので少し痛い目にあわせてみた次第です。
クーパパの鉄拳制裁をくらい、更には毛嫌いする敦賀蓮にキョーコをとられちゃったショータローなのでした😁