今回は、キョーコsideと三人称の二通りから見たお話になります。
これにて最終話です!それではどうぞ!
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〈キョーコside〉

敦賀さん……いや久遠さんが全てを話してくれた。
アメリカにいた頃に子役をしていた事と、両親のネームバリューが大きすぎて空回りして人種差別まで受けて暴力まで振る舞われてたことも。
それが原因で、実の兄のように慕ってたリックさんを事故で亡くしてしまいその彼女さんを悲しませてしまったと言う過去があった。

それとジュリエナさんが、二人目を妊娠中に体調不良で倒れてしまい死産してしまった事まで。女の子だったらしい。産まれていたら私と同い年だと言う。
その時に考えた名前が幾つかあってその一つが『花蓮(カレン)』だった。因みにもう1つは、『咲空(サラ)』と言うらしい。
芸名『敦賀蓮』の由来の1つは、そこから来てるんだとか。


「そうだったんだ……そんな悲しい過去があったのね。」

「それにね、妹の産まれる筈だった予定日がキョーコの誕生日と一緒だったんだよ。クリスマスになってたんだ。凄い偶然だと思わない?」


え?誕生日(予定日)が同じ?あれ?
グアムでのヒール兄妹として過ごしてた時に不思議な夢を見たけど……あの時何だか懐かしい感じがしたのよね。


"花蓮(かれん)、君と出会えてよかったよ。こんな形ではあったけどね。暫く会えないけど、またいつか会える日がくるからそれまで待っててね。それまでさようなら。"


そう言って、優しいキスをしてくれたコーンは水の泡となって空高く消えていったんだっけ。

私は、その夢の話を皆に話した。そうしたら久遠さんが驚いた顔をしてビックリすることを切り出したのである。


「その夢……俺も見たよ。え?俺達同じ日に同じ夢を見たってことだよな?こんな事ってあるんだ。信じられない。」

「それ……もしかしたらカレンが見守ってくれてたのかも!いや……それかキョーコはカレンの生まれ変わりなのよきっと!!ううん絶対にそうよ!!」

〈ここから三人称になります。〉

ジュリエナは、キョーコの両手をガッシリと掴み涙を流し更には抱きついてきた。

「私の子供としては産まれなかったけど、久遠のお嫁さんになるためにキョーコとして産まれてきてくれたのね😂
サエナにも聞いたわ。あなた産まれる時、たいへんだったって!下手したら親子ともども死んでたかもしれないって聞いたわよ!」


その話は、キョーコの母である冴菜がジュリエナにしか話してなかったので全員がその話に驚愕してしまったのである。


「よかった……助かって、産まれてきてくれてありがとう……キョーコ。あなたは私とは血のつながりはないけれど心ではつながってる母と娘なのかもしれないわね。
早くちゃんと久遠と結婚して、本当の母娘になりたいわ。もちろん、産まれてくるベビーのグランマにもね🎵」


ジュリエナが涙を一滴流すと、キョーコは何か温かい気持ちになりそっと背中に手を合わせた。


「ありがとう……ママ。」

二人が抱き合う所を見ていた、蓮とクー。そして、社マネはいつの間にかもらい泣きしてしまい号泣していた。


「良かったね、キョーコちゃん。漸く幸せになれるんだね。あんな生け簀かないおバカな幼なじみから解放もされたし。よし!これからは、蓮!お前が護ってやれよ!」

「勿論ですよ。キョーコは俺が一生護るって誓ったんですから。」

「おい俺を忘れちゃあいねーか?最強の父親もついてるんだぞ!!」


キョーコには、最強の家族が付いている。これからも色んな事が起きようとも全員で難を乗り越えていけるそんな気がしたと、後に自身で書いた自叙伝の中で述べていた。

そして、この翌年高校を卒業した翌日に二人は挙式を上げた。久遠の姿で再会した、南の島であるグアムで。
バージンロードを歩くキョーコの隣には、もう一人の父親である藤堂奨がいる。

漸く出来た、沢山の友人や仲間に祝福され二人は永遠の誓いを立てたのである。

因みに、もう一人の幼なじみであるショータローは、漸く立ち直り式にも出席。渋々、キョーコを祝福したと言う。両隣には、最強の弁護士である伯父と両親に囲まれていたが(笑)

もう一人、息吹かしめな感じで結婚式に出席していた蓮にソックリな最上家側の親族の青年もいたが…泣く泣く祝福していたと言う。

後に、二人をモデルにし本人出演したドラマもまたヒットし続編が映画化されると世界中でも大ヒット!

軒並み話題をさらい、ヒールファミリーが彼らである事も公表されると二人の演技力の評価も上がり二人はハリウッドスターの仲間入りを果たしたのである。

幼なじみだった二人が、思わない所で再会し互いに惹かれ合い結婚にまで至った。
子宝にも恵まれ、三人の子供の親にもなり、仲睦まじく、芸能界でも指折りのおしどり夫婦と呼ばれるようになったのであった。

おわり……と思いきや
おまけ へと続きます(笑)

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漸く完結いたしました。
でも、やっぱりオマケつきかもしれません(笑)
最初は、キョコ誕ストーリーだったのが蓮誕ストーリーと合体。しかも二人の誕生日を過ぎて終わると言う始末😅
今度書くときは、ちゃんとプロットを練らないとね!