今回は、キョーコsideのお話になります。
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私が敦賀さんとスポンサー側のスタッフとCMの打ち合わせをしていたら社員の一人が私達のもとにやって来てビックリする事を言ってきた。
「あの~打ち合わせ中すみませんお二人とも。実は、何か敦賀さんのイトコだと名乗ってる男の子がロビーで暴れてるんですよ。何とかなりませんかね?しかも何故か京子さんのハトコでもあるって…変な事も言ってきてるんです。」
「「ええ!?」」
私と敦賀さんがハモると、ある人物が頭を過った。
そう実は、去年のグレイトフルパーティの時に敦賀さんから告白され素性まで公表した翌年。
正月休みを利用して、京都のヒズリ家を訪れて敦賀さん…もとい実家に里帰り中だった久遠さんの御両親と祖父母夫妻に同居している伯父一家に挨拶させてもらったのよね。
その際は、お母さんも同行していたし。
そしたらそこで驚くべく事を教えてもらった。クーお父さんのお兄さんの奥様がお母さんの父方の従姉妹だって言うんだもの!
最上家からヒズリ家に嫁いでいたなんて…ビックリ。私と久遠さんに血の繋がりはないけれど、伯父さんの息子さんは私と血の繋がりがあるハトコ同士だった。
↓ここより回想シーンになります。
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「久しぶりやな~冴ちゃんも。それにまさかキョーコちゃんが久遠くんと恋人同士になるとわな。覚えとるか?ウチのことキョーコちゃん?」
私は、お母さんの従姉妹のお姉さんである鞠子(まりこ)伯母さんに問いかけられしどろもどろになってしまった。
だって凄い美人さんなんだもの。とても48歳には見えない。母より2歳年上の鞠子さん。旧姓は私達と同じ最上姓だ。
息子の悠人(ゆうと)さんは、私より2歳年上の二十歳で今年の春に大学3年生になる。顔立ちが敦賀さんにソックリだった。よくコレで今まで素性隠してこれたなって思えるほどよく似ていた。何だかイトコって言うより弟みたい(笑)
「俺も最初、冴菜の娘とは思えんかった。全然似てねーしでも名字が一緒だったからな。赤ん坊の時に一時期預かってたっていう鞠子姉さんの親戚の娘とも同じ名前だからもしかして?と思って調べたんだよ。それで俺も知って驚いたわ。ワハハハハ。」
丼にこれでもかと盛られた、お雑煮をかっくらいながら喋るクーお父さん…。
それに負けず劣らずの食いっプリを見せる、クーお父さんのお兄さん。久遠さんの伯父さんである。名前はソー。その名前を聞いて私は思わす笑っちゃったけど昔からその名前でよくからかわれていたらしい。顔立ちもよく似ていてコチラも2歳年上。
職業は、建築事務所を開いており一級建築士として建築デザインやリフォーム等の仕事をしているとのこと。
「キョーコは、俺の事覚えてない?俺はなんとなく覚えてるんだけど。お袋が俺がまだちっちゃかった頃にいきなり赤ん坊抱えて帰ってきてさ俺に妹だよ。って教えてくれたんだ。」
ごん!!
その話に私は思わず、テーブルに頭をぶつけてしまった。
「い、妹って…。鞠子おばさん…変な事教えないで下さい~正確にはハトコでしょう!」
「はははごめんなぁ。あん時はハトコって言っても悠人はよう分からんと思ったから妹にしてもうたんや。」
「でも、悠人は喜んでおったで。妹がいきなり出来たってゆーて。面倒も積極的に手伝ってたしなぁ。ワシも孫娘が出来たみたいで嬉しかったわ。まぁでも近い内に本当の孫娘になってくれるんやろ?」
「私の娘にもなってくれるのよね?キョーコ。」
そう言ったのは、久遠さんのお祖父さんとお母さんのジュリエナさんだった。
まさかこんな形で私とヒズリ家に繋がりがあったとは思いもよらなかったわね。
ピンポーン!
そんな時に玄関のチャイムが鳴り、久遠さんのお祖母さんが対応にあたったんだけど…ドカドカと足を立てて私達がいる床の間の障子が勢いよく開いた。
「冴菜!キョーコ!!おい!何で実家にいねーんだよ!折角久しぶりに日本に帰ってきたのに誰もいねーし、寒ーわで、もしかしたらクーの実家に来てるんじゃないかと思って来たらやっぱり!」
そこにいたのは何故かクーお父さんにソックリな、でも頭1つデカイ中年男性だった…。
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コチラも長くなりそうなお話ですな。
⚠因みに『2人のヒミツ』に出てくる京介伯父さんと、コチラの伯父さんは顔立ちが違います。
平行世界とでも思ってくださいませ(笑)