結論を言います。
「なりません。」
少なくとも営業のプロはそういいます。
しかし、同じプロはきっとこうも言うでしょう。
「取り扱いを間違えば、価格が原因でセールス以前に取引がおじゃんになってしまうこともありうる。」
では、どうしたらいいか・・・
ということで、今回も引き続きこの本を紹介したいと思います。
「究極のセールスレター」 ダン・S・ケネディ
(商品購入サイトへのリンクを付けていませんが、検索エンジンに入力していただければ、すぐに購入できるサイトが見つかります。)
商品を紹介するにあたっては、価格を提示しない訳にはいきません。しかし、価格が与えるインパクトをなるべく小さくするための方法を考える必要があります。
この本では、その「小さくするための方法」について、いくつか紹介されています。
ここでは「比較対象を上手に選択することで価格が与えるインパクトを小さくする方法」を紹介したいと思います。
例えば、Aさんが以下のような内容が収録されている起業を考えている人向けのDVDを10,000円で販売したいとします。
・起業にあたって必要となる各種資料の解説
・事業計画の立て方の説明
・効果的なマーケティングのやり方の解説
・税金や社会保険料の解説
・人員確保の方法の紹介
・(成功している)起業家との対談
それぞれの項目について、わかりやすく解説されており、このDVDを見ただけで、起業の準備を円滑に始めることができるとすれば、10,000円は妥当な金額と言えるでしょう。
しかし、このDVDを紹介するにあたって、収録されている内容と価格だけを紹介したとすれば、起業を考えている人は、当然、同じような内容のDVDがより安く販売されていないかを探すと思われます。
結果、ライバルが提供する、より価格の安いDVDを購入されてしまう可能性が高まります。
そこで、このDVDの値段と比較すべきものを併せて紹介するのです。
具体的には・・・
・起業にあたって必要となる各種資料の解説を知ろうと思えば、本の購入代金が必要です。
・事業計画を立てるためにファイナンシャルプランナーに相談すれば○○円が必要になります。
・効果的なマーケティングのやり方を体系的に説明しているDVDはあまり市販されていません。
・税金や社会保険料について詳しく知ろうと思えば、税理士、社労士への支払い○○円が発生します。
・要領の悪い人員確保業務を行うことで、多額の機会損失が発生します。
・(成功している)起業家○○さんがレクチャーをしてくれる機会はほとんどありません。
など、自分のDVDの価格と比較する対象を、他社が販売するDVDの価格以外のものにするよう訴えかけるのです。
実際、(特に出版業界では)この手法が頻繁に用いられています。
自分のビジネスを持っておられる方にとって、消費者が価格のみに着目して、自社製品を選んでくれないという事態は避けたいと思っておられるはずです。
「比較対象を上手に選択することで価格が与えるインパクトを小さくする方法」以外にも、いくつか「価格が与えるインパクトを小さくする方法」が紹介されていますので、ぜひ一度読んでみてください。
「究極のセールスレター」 ダン・S・ケネディ