川口市議会議員おくとみ精一「誠心誠意!精一杯!!」

川口市議会議員おくとみ精一「誠心誠意!精一杯!!」

長女の障害を取り巻く社会環境にふれ、多くの感謝と出会い、多くの視点を頂きました。「みんなで支え合う、やさしいまち川口」をつくりたい!これが私の出発点です。

私は水道料金・下水道料金の値上げに賛成した市議会議員です。

 

基本的に公共料金の値上げに手放しで賛成する人なんか誰もいません。自宅だって値上げになるのですから大変な問題です。そこに必要性があるからこそ賛成せざるを得ないと言うのが現実です。

 

今回の水道料金の値上げで、「そんな議員落せ!!」とか、SNSで書いてあるのを見ますけど、それが多数なら民意です、それで当選できなければ仕方がありません。

 

しかしながら、値上げは今後どの自治体も回避できません。値上げせざるを得ない時期に、必ず値上げするでしょう。

 

今回の6月議会では、4か月の水道料金値上げが据え置きとなりました。ホント、精一杯の努力だと思います。市で今回のコロナ対策で捻出した給付金などの予算のうち執行されない金額(予定数よりも申し込みが少ないであろう金額)を充当して、水道料金の値上げ分に充当いたします。市役所前の値上げ反対活動の看板に書いてありましたけど、上下水道の不足予算に国からの予算は充当されません。特に川口市は健全経営が自助努力によって可能ですので、充当はされません。

 

現在の上下水道予算の問題点

①    内部留保金が令和2年度には尽きてしまう

現在の水道料金のまま、老朽施設の更新や耐震化を行おうとした場合、令和2~5年までの4年間で約97億8千万円の財源不足が試算されております。

 

②    古くなった水道管や施設の更新に費用が掛かる

法定耐用年数を超えた水道管は262㎞になります老朽化した水道管はこんな感じです。

 

水道管の交換工事は断水しないように行うので時間と費用が掛かります。

昭和50年代は年平均50㎞の新設していたのですが、現在は10㎞の更新しかできておらず、老朽化した管路の割合が多くなってきているのが現状です。

写真のような水道管の更新工事を早急に行って行かないとならないと私は思っています。

 

③    県水購入の単価と水道の維持費は県水の購入金額の方が高い

厳密にいえば県水購入価額も含めた給水単価と水道料金を徴収してどのくらい利益を得ているのかの価格です。

給水原価は1㎥当たり176.26円かかっています。一方で供給単価は167.52円掛かっています。使えば使うほど現行の料金では損失が積み重なってしまうのです。

 

川口市では、現行料金のまま平成12年4月の改定以来20年にわたり維持してきました。現在の料金では、埼玉県内58市町村の水道料金では20番目の安さから改定後は40番になります。同規模の中核市では60市町村数6番目に安かった料金が39番になります。

ちなみに1番安い水道料金は戸田市です。20㎥使用で1,749円です。

川口市は現在2,266円改定後は2,849円になる試算です。県内で一番高いのは皆野・長瀞地区で3,674円です。

中核市で一番安いのは豊橋市で1,507円です。一番高いのは八戸市で4,961円です。

 

光熱費の比較で行けば4人世帯で電気料金は11,923円、ガス(都市ガス)5,199円、水道4,679円です。下水道料金と合算されているので実感は高く感じますが、光熱費の平均で妥当だと思います。

 

※ちょっと話の本筋は違うのですが、台風19号の際、川口市では外水氾濫も殆どなく内水氾濫も一部出たものの、アリオの雨水貯留槽や戸塚の武蔵野線下の雨水排水間(工事中)の整備によって、県内でも被害が最も少ない地域でした。これは下水道ですけど、今後上下水道局なのでこのような事業も上下水道予算で整備していきますので、今後の災害対策においても予算の確保を考えて行かなくてはならないのです。

 

3月市議会で可決されての値上げです。致し方ないとはいえ共産党を除く全議員が賛成しました。現在の水道行政、水道予算の切迫した現状は自民党も公明党も共産党も立憲民主会派も川口青嵐会もみんな理解しているはずです。共産党は絶対理解しているはずなのに、こういう事には、いつも反対です。

 

私は、今回の値上げ据え置きは、予算の捻出が可能であると言う事でしたので賛成いたしました。今後の動きについては、現状を知っている議員として、判断していかなければならないと感じています。

 

エモーショナルに値上げ反対とは言えないのです。