観光スポットを周りながら
目的地に到着した
ここか…
素敵な場所
中は、今、準備中となっていて
入れない
寄り道さえしなければ
さほど時間は掛からない場所で安心した
改めて会場を見ると
身が引き締まる思い
ここから始まる
夢のまた夢だと諦めてたもの
そして…
ニアちゃんこの場所
ちゃんと覚えててね♡
ここで翔くんのピアノを皆に
聴いて貰えるからね////////嬉しいね
ニャ
俺をここまで連れて来てくれた
俺にとって一番大切な存在
理子とニア
あっニアちゃん
ダメ!!そっち行ったらっ
ニアを追いかける理子を微笑ましそうに
見守る翔
捕まえた
ニアを拾い上げた時、目の前に
飛び込んで来たポスター
あっ…
翔くん////////と……
どこかで……?
ニャニャニャン
何故かニアが仕切りに猫パンチで
視界を遮ろうとする
ニアちゃん見にくいってばあ笑
理子?どーした?
数メートル先で呼ぶ翔くんの声に
気が付き返事を返す
あっ翔くん
ポスターに出てるよ!!今度のコンクールのかな?
?ポスター?
理子のいる方へ向かうと
そこに確かに貼られていた
隣で一緒に写っている人は
この人が…もしかして…
翔くん知ってる人?
いやっ。まだ会った事は無いけど
先生から、聴いてるピアニストが一人いてて
かなり凄腕らしい
「その人…私の兄よ」
突然、背後から声が聞こえ振り返ると
か、カリーナ
この人、昨日、翔くんと先生と
一緒にいた女の人…
「SHO♡♡まさか、ここで逢えるだなんて」
イキナリ理子の目の前で抱きつくカリーナ
ちょ…カリーナバカっ
離……せって…苦しっっっ
モヤモヤモヤモヤ
「やだ♡挨拶じゃないSHO♡あらっ
お隣の人は?もしかして彼女さん?」
し…知ってて抱きつくって何よ💢
は、初め…まして…理子と言い…
モヤモヤしながら大人の対応で挨拶している
途中で
「わあ可愛いネコちゃん~
こんにちわ~」
理子に抱かれたニアに目線を合わせ
頭を撫でながら、
「私の兄の所にも、ネコがいるんだけど
中々のいたずらっ子でね~メスの癖に~」
…ネコ…メス?…?
もしかして
……リーフ…?
「そーよリーフって言うの
どーしてそれを?」
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼続く