今日はタマくんの心に少し変化が起きる出来事をお話ししたいと思います
それは、ポチくんの学校の学園祭に遊びに行った時のことです。
タマくんがポチくんの通う学校に行くのは
これが初めてでした。
なにしろ、ポチくんですら受験当日が初めましての学校でしたから
(ポチくんは小6からの受験だったので、学校見学に行く時間がありませんでした)
公立の小学校しか知らないタマくんにとって、
ポチくんの学校の何もかもが驚きと感動の連発でした
まず、校門から見える綺麗でカッコいい校舎に感動し
校舎内の洗練された廊下や教室に感動し
整備されたグランド
ジュースの自動販売機(笑)
なにより、学食がある事に大感激していました
そして、たくさんの人で賑わう学園祭は、高校生がメインで構成されているため、1つ1つのクオリティーがタマくんの想像をはるかに上回るものでした
私立の学校を初めて体験したタマくんは、もう自分の小学校には戻れない。。。と言わんばかりの
刺激を受けました
たっぷり遊んで、たっぷり食べて、満足しながらの帰り道
『受験、、、しないこともないかもなぁ』
とポツリと呟きました
『ん?じゃあ、どうする?脳科学のお教室じゃなくて、ポチくんの塾に行く?』
と、聞くと
慌てて
『イヤイヤイヤイヤ、決めたわけではないよ
ただ、それもいいかなぁと思っただけ。
ポチの学校、イイなぁって。』
そうですよね
中学受験は一大決心
そう簡単に今の生活を変えるのは勇気がいる事です。
闘う兄の背中を見てきたから、余計に簡単には決断できないのだと思います。
中学受験と言うものを、全く知らなかったからこそポチくんは無垢な心で受験の世界に飛び込めたのだと思います。
タマくんが決断するにはまだまだ時間がかかるかな?
実は、ポチくんが塾を卒業するときに、塾長先生に
『今年、4年生になる弟がいます。でも、ポチくんのこの1年の姿を見て、絶対に受験はしないと言ってます(笑)』
と話しておきました。
塾長先生は笑いながら
『無理に連れてこなくてもいいですよ。でも、入塾しなくていいから、年に数回ある一般の子も受けれるテストには連れてきて』
と言われていました。
タマくんは受験してもしなくてもイイかなと思ってはいましたが、ポチくんと同じ学校に行ってくれるのは嬉しかったので、もし、タマくんが望むなら5年生あたりからの入塾でもいいかなぁと考えていました。
その年に数回のテストの1回目が、なんと学園祭の2週間後にあったので、
連れて行くには絶好のタイミングだな
と思い、すぐにテストの申し込みをしました。
次回、とうとうタマくんと塾長先生が運命の出会いをします
タマくんの経験が少しでも皆さまのお役に立てたら幸いです