聞いてくれるだけていいので

お願いします

 

あれは舅の新盆の年2008年

 

4月頃、私の体からガソリンを抜かれるように

何も出来なくなった

無気力、思考回路停止

何が起きたのか全く分からず

 

怖かった

次第に食事がなくなり

強烈な胃痛が始まり

癌だと思い胃カメラをする

 

でも胃には異常はなく

気力はどんどん失われて行った

 

私は亡くなった舅、今も健在の姑と同居なので

その当時寝たきりになった

自分を姑がどんな目で見ているのか

考えるだけで胸が押し潰れそうだった

 

 

そんな私を実母が

病院に連れ出した

病院は心療内科だった

 

どうして?

私は心の病なの?

診察室に入ったら中年の女医さん

 

わなわなと震える声で

一句一句自分の体に起きている

症状をドクターに話した

 

『大丈夫よ、今日ねお薬出すから、必ず忘れずに飲んでね』

 

先生、私は何なんですか?

確かそう聞いた

『今ね、あなた抑うつ状態がひどいのよ』

つまり私は

 

鬱病

 

ショックだった自分が鬱病になるなんて

心を病むなんて…

※今は脳内の病気とされています

わんわんと診察室で大泣きしてしまい

 

それでもドクターは優しく

『大丈夫、大丈夫、必ず良くなるから』

 

先生の言葉をぼーと聞いてて

必ず良くなる…そうなのかな、と半信半疑

 

病院を後にして夜の分の薬を飲みました

翌朝

 

無気力じゃない!

胃痛もない!

何か少し元気!

 

1夜にして薬が効いたの?

私は信じられず

でも薬の効果があったという事は

私はやっぱり鬱病なんだと

いいのか悲しいのか複雑だった

 

それからその病院の女医さんとの付き合いが始まります

 

姑が同居なので

ちょっとでも具合が悪くなると

予約外でも診てもらって

薬を足してもらって安心する

常に姑の事が頭にある

 

それは当時も今も変わりません

 

そんな風に何かにつけ

薬が増えていき

後、何年か後に大変な事になってしまいます

 

自分ではよく分からないのだけど

先生に躁に転換してる

と言われたのです

 

続く