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Lost in Translation xxx

今日は、前の記事でやや舞い上がって書いたように
こちらは一日雪でしたが、どうやら日本も冷え込んだようですね。
きっと今日一日にたくさんの「寒い」という言葉が書かれたことでしょう。

朝から昼にかけては、暖かい部屋の中で窓の外の雪を眺めつつ
呑気に「雪が好き」なんて書いていたけど、実際のところ
いざ用事があって表を歩くとなると、そうもいっていられないのである。

バスを降りて横道に入っただけなのに、この景色。
駅前とは違う銀世界が広がっていた。

$n のブログ-雪景色

白く積もった雪は、ブーツに踏み固められて、足の下で「キュッキュッ」と鳴き、
そうやって何人かが通った歩道は、ペカペカとガラスを敷いた様に輝いている。
明日の朝は、きっと恐ろしい道となるに違いない。

寒いのは覚悟の上だったとしても、滑るということを忘れていた。
そういえば、日本でもあまり雪が降らない地域に育ったので
感覚的に雪対策というものを判っていなかった。

「帰国前の大事な身体、コケてなるものか!」
ただでさえ歩くのが遅いというのに、更に輪を掛けて
転ばないように慎重に、一歩一歩を前に出す。
もしそこにPCがあったなら、修正記事を書いたかもしれない。
 
と、真っ白な雪の中に、マックロ発見!!

n のブログ-いぬ2

その正体はハンガリーの犬、プリ。
モフモフしたモップ犬。この子はまだまだちっちゃい子供。

n のブログ-いぬ

飼い主のおじいちゃんに撮影許可を求めたら
「自分も一緒に?」と、恥ずかしそうに照れ笑い。
その様子がとても可愛くて、「もちろん!」と一緒に一枚。

いつもこの時間に散歩しているのかな?
もしまた会えるなら、この写真を差し上げたいな。

n のブログ-ゆき

帰り道、駐車してあった車に誰かの落書き。
画面左下、積もった雪に書いてある「Hó」とは、ハンガリー語で雪のこと。
儚く消える雪に、雪と書くセンス。嫌いじゃないです。

いま落書きは社会問題になっているけれど、これならOKでしょう♪

 2009年、観てよかった映画は? ブログネタ:2009年、観てよかった映画は? 参加中

家でDVDや、国際交流基金の上映会で旧作を観たりもしたけど、
あえて劇場まで足を運んで観た中から選ぶとすれば、「スラムドッグミリオネア」
ダニーボイル監督の2008年公開イギリス映画ですが、今年の2月にこっちで鑑賞。

ひとつひとつのシーンが積み重なって、パズルのように埋まっていくカタルシス。
ポールトーマスアンダーソン監督の「マグノアリア」を髣髴させるような
こういう手法の映画って、すっきりとして気持ちが良い。

昔から「コドモと動物には敵わない」とはよく言われることだけど、
この作品でも、幼少期の子役達が元気一杯でとても可愛い。

低予算製作ながら、思いがけず各賞レースで評価されました。
その頃のニュースには「ギャラを巡り親が云々」のゴシップ記事がありましたが
それも昔からよくある話ですね。

 
Slumdog Millionaire(スラムドッグ$ミリオネア) Trailer



雪は好き? ブログネタ:雪は好き? 参加中

朝方、何となく寒いなと思って窓の外を見たら、雪が降ってました!
気温マイナス2度のブダペスト、本日は雪です。

あまり日の差さないヨーロッパの冬でも、雪が降ると一段明るく感じます。
それに、辺りもシンと静まりかえって、、
汚いものも白く覆ってくれるから、雪は好き。

暖かい部屋の中から眺める雪は、やっぱりいいものです。

$n のブログ-ゆき

チラチラと粉雪の舞う、窓からの景色。
教会の向こうのドナウ川と国会議事堂が霞んで見えます。

これでもここ数年は暖冬続きで、
今年の1月にドナウ川で見た流氷は3年振りだったとか。
また流氷を見ることが出来たら、報告します♪



 もしも、赤い糸が見えて全然タイプじゃない人と繋がってたらどうする? ブログネタ:もしも、赤い糸が見えて全然タイプじゃない人と繋がってたらどうする? 参加中
すごく恥ずかしい話、
初めて付き合った人と別れたトラウマで、
「はっきりいって誰と付き合っても同じだよ」
なんてうそぶいていた時期がありました。

15歳で知り合った4つ年上の大学生の彼。
 
最初はお互いの友達と4人で、清らかなグループ交際。
車の運転も上手だったし、バイクの後ろに乗せてもらった時は
背中にオイルが跳ねないようにってジャンバーを貸してくれるような優しい人。
(そして私はバイクの後ろで居眠りしてしまう危険人物)
時々ファミレスでご馳走してくれて
しかも、デザートまで付けていいよって言ってくれたのも感動したし。
東急ハンズでゴジラのぬいぐるみを買ってくれたり、
当時の私には、彼がやること全てがすごく大人に見えた。

18歳になって初めてちゃんと付き合って、おでこにキス。
運命の赤い糸で結ばれてるって信じてたのに
あるはずだった糸はこんがらがって、20歳で突然切れてしまった。

最後に会ったその日のことは、今でもはっきり覚えている。

池袋駅の改札で、なだめる彼の手を振り払って、私は何か怒っていた。
理由なんてもう忘れちゃうくらい、多分くだらないこと。
そんな醜い感情を表に出せるくらい、当時の私は我が侭で幼かった。
時間が経って気が済むか、彼がもう一回謝ってきたら許してあげよう
それくらいの上から目線で、いつもの日々は続くはずだった。

でも、彼はそうしなかった。
傲慢な私を張り倒すでもなく、言い争うでもなく、
ギュッと抱き寄せて、「さよなら」と言ったのだ。
 
それが、彼に会った最後だった。

こんな残酷な方法があるだろうか。
公衆の面前で恥ずかしいというのもあって、訳も判らずその場を離れたので
その時の彼の真意をはっきり聞くことは、出来なかった。
嫌いになったとか、もう別れようとか、そういう言葉も一切ないので
弁解も彼を嫌いになるチャンスも与えてくれない、一方的な拒絶。

「平日は仕事で疲れているから・・・」
勇気を出して誕生日に電話を掛けてみた時の、彼の台詞。
そのテンションの低さに怖くなり、それから電話を掛けることも出来なくなってしまった。
ただ最後の温もりと囁きだけがずっと残って、ずっと忘れられないでいた。
何年も何年も。

それからも色んな経験をして、
「今の私なら彼とやり直せるんじゃないか」と何度も思ってみた。
でも、こういう結果にはそうなった原因があるはずで
例えあの場をやり過ごしても、いずれ同じ結末を迎えたのかもしれない。

その後、30になるまで結婚はしないと言っていた彼が、
20代のうちに結婚した話を風の噂に聞いて、更にその思いを強くした。
やっぱり赤い糸は繋がっていなかったみたいだ。

別れた彼じゃなければ「誰と付き合っても同じだ」って言っていた私には
赤い糸が全然タイプじゃない人と繋がっていても付き合えたと思う。
ダメな自分に落ち込みつつ付き合うなんて、相手にすごく失礼な話だけど。

今はもう少し大人になって、判ってきたことも幾つかある。

そんな私の結論は、
「もし、赤い糸の相手が全然タイプじゃなかったら、スーツを着せればいい」

ちょっと細身の黒スーツにタイ。
これだけでテンション50%アガることに気がついてしまったから♪


スーツ日和【女性向け】 A good day for wearing a suit

みんな素敵(≧▽≦)

一番好きなホットドリンクは? ブログネタ:一番好きなホットドリンクは? 参加中

気温2度のブダペスト、昨日から時折、雪がちらついたりなんかしている。

今日はお昼過ぎに友達と待ち合わせをして、街をぶらついた。
寒いのは家で温度計を見て判っていたので、モコモコと十分に着込んでいたけれど
灰色に染まったドナウ川沿いを歩きつつ世知辛い話をしていると、
身体の芯まで冷えてしまって、手近な店に逃げ込むことになった。

街の中心にある、一軒の紅茶専門店。

n のブログ-お茶屋


温かい紅茶でホッと一息、至福の時間。

この国のコーヒーは、濃くて少ないエスプレッソが主流で
アメリカンを頼むと、お湯で薄めたエスプレッソが出てくるのはザラ。
某カリフォルニアコーヒーカンパニーという大層な名前を冠した店でさえ
細長いグラスに茶色いお湯が注がれて出てきたくらいである。

なので、最近はもっぱら紅茶党。
種類も豊富だし、ポットサービスがあれば何杯も楽しめるのもいい。
好きなのはアールグレイ。
スッキリして飲みやすいし、家で生姜を浮かべて飲むのにピッタリなのだ。

でもまだ紅茶は初心者なので、とんでもない失敗も数多くしてしまう。
せっかくティーバッグを使っていても、勢いよくお湯を注ぎ過ぎて
袋が破けて茶葉がカップ内で散乱し、上澄みを啜ることになったり。

何といっても一番の失敗は、冷えたカップをそのまま使っていたこと。

たっぷりのお湯を沸かして、カップを暖め、砂時計を傍らにおいて。
そうやって一つ一つの所作を丁寧に、ゆとりを持って淹れた紅茶は
なんて美味しくて、贅沢な時間なんだろうと思うのである。

足を伸ばして座れる座敷スペースで、もにゅもにゅクッションに座り
のんびり寛いでいると、既に3時間が経っていた。
今のこの温かさが消えないうちにと店を出て、
一段と冷え込んだ夕方のアンドラーシ通りの雑踏に紛れるのだった。

喋り疲れて出涸らしのようになっていたことは、紅茶とは関係のない話なのである。