トイ本社にディズニー100周年記念車を見に行きがてらデュカトキャンパーの話を聞きに行ってきました。



ミッキーがお出迎え!


内装は圧巻の一言。アンバサダーホテルが好きな人には堪らないんじゃ無いでしょうか。

使用されている特注の生地や家具の質感も標準仕様とは段違いでした。ディズニーは特段好きでも無いのですがこの質感は堪らないですね。


とまあ夢物語はこの程度にして標準仕様の現状です。いくつか気になっていた所を聞いてみました。

まずエアコン。

現状のルーフエアコンは200V仕様の物との事。家庭用エアコンの搭載は現在鋭意開発中との事です。というのもデュカトキャンパーはダイネットをベッド展開出来ない為、就寝定員は基本2名となります。ユーロバーデンなら4名就寝が可能ですがせっかくのフロント回転シートを活かした贅沢なダイネットの雰囲気は無くなってしまいます。就寝定員を稼ぐにはポップアップルーフ仕様にするしか無いのですが、そうするとルーフエアコンは着けられない…となってやはり家庭エアコンを着けられるように開発が必要となった模様です。ファミリーユースの需要が多い日本では就寝定員の多さは重要なんですね。

DAVINCIの場合にはベッドルーム右側に設置する予定みたいですがダイネットへの冷気の循環に不安が残ります。

次に給排水の仕様。

DAVINCIは上水タンクが100リットル、下水タンクが70リットル。ブラックタンクがどうなっているかは聞き忘れましたがカセットの取り出し口が見当たらないので固定式だと思います。

排水口、開放バルブはスライドドア下に有りましたが意外と細い出口でグレータンク専用でしょうか?セワホースの接続口は見当たらなかったのでブラックタンクの仕様がどんな感じなのか詳しく聞けば良かった😖

何れにしても駐車場にダンプステーションが欲しくなりますね。大きなハイエースだと思って購入すると給排水の使い勝手が違って戸惑うかも…。

上水タンクへのアクセスは出来ないので内部洗浄はミルトンなどの投入で消毒するしか無いようです。毎日のように給排水するユーザーは少ないでしょうからタンクの内部洗浄が出来ないのは少し気になりますね。

内部の広さと動力性能は魅力ですが長期の旅が出来ない現状ではまだハイエースの方が使い勝手が良さそうです。

私が長期旅行出来るようになる頃には色々熟成されてると良いなぁ。