こんにちは!

今日は一段と冷えた朝でしたね。。。


病院には心筋梗塞や狭心症、脳梗塞や脳出血など

命に関わる病気を発症され運ばれてくる患者さんが

この寒くなる季節に増えます。🏥🚑


その患者さんの半数以上の方が、

今回のテーマである既往歴を持ってます。


さて何か分かりました?




今回のテーマは高血圧です



高血圧の診断基準としては


1.正常血圧: 収縮期血圧(最高血圧)が120mmHg未満、拡張期血圧(最低血圧)が80mmHg未満。


2. I度高血圧: 収縮期血圧が130-139mmHg、または拡張期血圧が80-89mmHg。

3. II度高血圧: 収縮期血圧が140mmHg以上、または拡張期血圧が90mmHg以上。


とされています。


治療開始のタイミングは主治医の判断によりますが、

高血圧は内服薬でコントロールしていくことがほとんどです。


お医者さんから、

🧑‍⚕️🩺『この薬毎日飲んでね』

と言われ飲み始めたはいいけど、


​👴『効果あるのか分かんないし、飲んでて  も体調変わらないから飲まない。

こんな方いますよね。


そんな方は高血圧の恐ろしさを知ってください。

高血圧が原因でたくさんの病気を発症します。

人間の体は至る所に血管があります。

高血圧によって全身への影響があります。


いつ、胸が痛くなっても知りませんよ。

心筋梗塞になったら、さらに沢山の薬を飲み、

生活も更に気をつける事は増えます。


いつ、体の片側が動かなくなって、呂律が回らなくなっても知りませんよ。

脳梗塞、脳出血を起こして、麻痺や障害が残ったら、今まで通りの生活もできないかもしれません。


いつ、お小水が出なくなっても知りませんよ。

腎臓の機能が回復しなければ一生透析に通わないといけないかもしれません。


急に目が見えなくなってもしりませんよ。


普段看護師をしている中で、

ここまで患者さんに伝える事は殆どありませんが、

心の中では患者さんに訴えかけています。



👵『隣の家の人が血圧高いっていってたか  ら私が飲んでるのあげたわ。』

こんな方も時々います。


血圧の薬は沢山あり、

★即効性はあるが一時的に血圧を下げる作用のもの

★日々内服を続ける事で、血圧の上昇を防ぐもの

また

★心臓や腎臓の機能が悪いと使えないもの

★副作用として咳が出るもの


など、主治医が患者さんの状態に合わせて処方しています。なので、自分の薬を優しさで他の方に渡したりしないで下さい🙏



​👨『仕事が忙して1日3回飲まなきゃなのに  、昼はいつも忘れてしまいます。』

若い方に多いですね。


ぜひ主治医に相談してみて下さい。

飲めない方法を無理に続けるよりも、

朝1回だけでいい薬などに変更できないか、

相談することで継続して内服できるようにしましょう。



​👩『1日1回なのについ飲み忘れちゃうんで  す。』

こんな方もいます。

私の家族もそうでした。


なのでその人に合わせた、飲み忘れない方法を考え、実践してます!


父は、忘れるに加えて面倒くさがり屋な所もあり、

気づいても薬を出すことを面倒くさがり

飲まないこともあります。

そんな人には、薬飲んだ?と口で伝えるよりも、、、

薬の準備をしてしまいます。


毎朝コーヒー☕️を飲むので

コーヒーのカップに薬を貼るようにしました。



母は、几帳面ですが時々飲み忘れ、飲んだかどうか忘てしまうことがあります。

そんな人には、


薬を飲んだらチェックをつける☑️

薬の小袋にもともと日付を書く📅

などがおすすめです!



また医療現場においても、

退院を見据えて患者さんと関わる際に

こういったお薬カレンダーなども活用しています。





高血圧は症状がほとんどないため、

「沈黙の殺人者」とも呼ばれます。


定期的な血圧測定や健康管理が重要であり、早期発見と日々の管理が健康リスクを最小限に抑えるのに役立ちます。