1996-2005 邦楽review

1996-2005 邦楽review

CDの売り上げがピークだった90年代後半から、
CDから配信の時代に移った00年代前半の邦楽作品を、
ひたすらつらつらレビューします。

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個人的な話になるが、

先日、千葉の幕張で開催していたフリーマーケットに行ってきた。
毎年恒例のイベントで、ゲスト出演もなかなか豪華なメンツだったりする。

今年のラインナップの中に、鈴木雅之がいた。
そう、シャネルズとしてデビューし、ラッツ&スターやソロとしても名曲を生み出し、今年デビュー35周年を迎えた彼だ。

やはり、長年やっているだけあって、ステージを自分のものにしていて、圧巻された。
ラブソングの王様と呼ばれているが、その名の通り、甘くて渋い歌声はこの人ならではだなと感じた。

ステージで数曲披露したが、96年にリリースしたラッツ&スター復活時のシングル「夢で逢えたら」も歌っていた。

この曲は、鈴木雅之自身思い入れが強いらしく、エピソードを語ってくれた。

この曲の作詞作曲者は、大瀧詠一。
ナイアガラトライアングルや、幸せな結末などで知られる偉大なミュージシャンだ。

当時のシャネルズのメンバーは、デビュー時から彼と親交があって、彼の家に向かう道中にラジオでこの曲がかかっていたらしく、その記憶がずっと残っていたという。

そして、96年にラッツ&スターの再結成時にどうしてもカバーしたいということで、リリースに至った。

鈴木雅之にとって、運命とも呼べる曲ということで、これからも歌い継いでいきたいということだ。

現在でも様々なアーティストによってカバーされているが、これからもきっとエバーグリーンな一曲として後世に残るナンバーになるだろう。