個人的な話になるが、
先日、千葉の幕張で開催していたフリーマーケットに行ってきた。
毎年恒例のイベントで、ゲスト出演もなかなか豪華なメンツだったりする。
今年のラインナップの中に、鈴木雅之がいた。
そう、シャネルズとしてデビューし、ラッツ&スターやソロとしても名曲を生み出し、今年デビュー35周年を迎えた彼だ。
やはり、長年やっているだけあって、ステージを自分のものにしていて、圧巻された。
ラブソングの王様と呼ばれているが、その名の通り、甘くて渋い歌声はこの人ならではだなと感じた。
ステージで数曲披露したが、96年にリリースしたラッツ&スター復活時のシングル「夢で逢えたら」も歌っていた。
この曲は、鈴木雅之自身思い入れが強いらしく、エピソードを語ってくれた。
この曲の作詞作曲者は、大瀧詠一。
ナイアガラトライアングルや、幸せな結末などで知られる偉大なミュージシャンだ。
当時のシャネルズのメンバーは、デビュー時から彼と親交があって、彼の家に向かう道中にラジオでこの曲がかかっていたらしく、その記憶がずっと残っていたという。
そして、96年にラッツ&スターの再結成時にどうしてもカバーしたいということで、リリースに至った。
鈴木雅之にとって、運命とも呼べる曲ということで、これからも歌い継いでいきたいということだ。
現在でも様々なアーティストによってカバーされているが、これからもきっとエバーグリーンな一曲として後世に残るナンバーになるだろう。