Hechtia sp Tehuacan
ヘクチア エスピー テワカン
未記載種ですが、テワカン(メキシコの地名だそうです)と、採取地の名前がそのまま名称に記載されています。こちらの株は輸入種子による実生とのことです。
貴重なヘクチアです。
また譲っていただいた方曰く「種名よりも、採取地がハッキリわかっている方が貴重である」とも説明いただきました。
まだ小苗ですが、鋸歯はかなりしっかりハッキリしており、非常に成長が楽しみです。
撮影時は23年12月の年末です。
鋸歯は少し赤みを帯びますが、今後もっとよく紅葉し、魅力的になるそうです。
葉は現時点では比較的長く下に垂れますが、これからより詰まってくるそうです。
いまは手のひらより大きいサイズです。
今後どの程度育つか分かりませんが、サイズの変化にも注目していきます。
最後に、メキシコのテワカンという地域について少し調べてみました。
テワカン=クイカトラン渓谷:メソアメリカ(メキシコおよび中央アメリカ北西部とほぼ重複する地域において、高度文明が繁栄した文化領域を指すそうです)は世界複合遺産として登録されており、メキシコでは35個目に登録された世界遺産になるそうです。
またテワカンは、世界的な生物多様性ホットスポットとして知られ、特にサボテン科の多様性が顕著と。
なるほどなるほど。
まぁこれだけではこの地がどんなところなのかは正直よく分かりませんが、調べると現地の写真は結構出てきました。世界遺産に相応しい住居跡や、壮大な大自然が残されている感じです。植物達にとっては、楽園のような地なのかもしれません。