国際ブロメリア協会登録品種↓

 

 

Dyckia ‘ Brittle Star'  

(ディッキア ブリットルスター)

 

~交配内容~

母親(Seed Parent)  dawsonii
                  ×
父親(Pollen Parent)  fosteriana x platyphylla

 

 

オリジナルクローンです。ずっと諦めていたこの品種。ついに入手することができました。

届いたときは夢を見ているようでした。そのくらいこの品種(間違いない確かなものは)を手に入れるのはかなりむずかしいことなのです。本当によかったです。

 

 

このディッキアを実際にこの目で見た時、私はこう思いました。

 

「こんなディッキア、初めて見た・・・」

 

正直ブリットルスターとはいえど古い古い品種ですし、すでにこの世には相当なバリエーションのディッキアであふれています。私もたくさんの実生ディッキアを作っていますので、目は肥えているというか、そういった華やかな株たちには及ばないのでは?と考えていたのです。

 

しかし実物を見て、そういった誤った?バイアスは吹き飛びました。

 

本当に「こんなディッキアは初めて見る」だったのです。

 

 

最も特筆すべき点は、葉の細さです。

 

 

父親はダウソニーとのことですが、通常のダウソニーよりもこちらのビルベイカークローンに似ており、この極細葉を彷彿とさせる葉幅です。まずはこれに驚きました。このサイズでこの葉幅。そしてこの葉幅に対しては大きすぎる鋸歯。アンバランスさすら感じましたが、逆にこれが素晴らしかったです。

 

 

そしてサイズ感。非常に小さい。そんなルックスでこのサイズ感は驚きです。

ただ写真の通り、下葉がびろっと伸びています。輸入されてきた際、活着までの間~活着してから少し伸びてしまったのだと思いますが、それを除くとかなりコンパクトです。

 

 

さて、ブリットルスターについての基礎情報は、すでに詳しく記事にされている方がいますのであまり記載しません。

代わりに私が見て感じたことを記載してみました。

 

そしてこの株はブライアンチャン氏から日本へ送られてきたものです。よってブライアン氏の直筆タグ付き。

もう間違いないですね。ブライアン氏と交流の深い方の元へ届き、それが私の元へ来た流れです。

 

 

タグに記載してあります【from DoNNa】というのは、ブリットルスターの作出者であるビルベイカー氏の奥様であるダナ氏から来たものという意味です。ビルベイカー氏は既に逝去されており、残された貴重な株はダナ氏が管理されていたようです。ダナ氏も現在は逝去されています。

 

 

 

 

 

私の元へやってきたブリットルスター。引き寄せの法則というのがありますが、まさしくそれでやってきたとしか思えません。今となっては出会うべくして出会った。そんな感覚でいます。

 

 

大切に育成しながら、記事にしていきます。

 

 

その後の記事はこちら↓

https://ameblo.jp/19941224ik/entry-12846788884.html