以前、読者様からInstagramでDMを頂きました。

「おすすめのディッキア教えてください!」

 

 

お伝えすると、大変喜んでいただきまして。私も大変うれしくなりました。

であれば、ぜひ記事にしようと思った次第です。

 

今回は「初心者さん向け」のディッキアを、原種・園芸品種問わず、ご紹介させていただきます。

 

私が初心者さんに向いている!と考えるポイントはこちら。

 

1.金額がディッキアの相場的に、安いこと

(ここに出てくるディッキアの相場は、900〜4000円くらいです)

 

2.比較的綺麗に育ちやすいこと

(環境によってまちまちなのですが、うちの育成環境下にて、徒長しにくいこと)

 

3.入手しやすいこと

(いまだコアな植物のため、出来るだけ流通の多い品種をチョイスしています)

 

の3点から、選定させていただきました。

 

またコレクションした際に、特徴がばらけるようにもしてありますので、ディッキアを始めたばかりの方の参考になればと考えています。

 

写真よりも、動画のほうがわかりやすいので、自宅で撮影した動画をそれぞれ付けます。

 

まさにプチディッキア図鑑として楽しんでいただければと思います。

ではいきます!!!

 

①Dyckia marnier-lapostollei (ディッキア マルニエルラポストレイ)

 

金額    ★★☆☆☆ (やや高値)

綺麗さ   ★★★★★(美しい)

入手性  ★★★★☆(入手しやすい)



  

白い原種のディッキアです。トリコーム(ディッキアを覆う白い粉のようなもの)により、真っ白な見た目をしています。

日本人は、他の人種に比べ白を好む人種であるといわれています。そういった理由もあるのか、ディッキアの中でも人気が高いです。

サイズは中程度~大型と、ばらつきがありますが、大型になることが多いです。

棘の密集しているもの、葉が太いもの、うねりの強いものなど、同じマルニエルラポストレイでも、見た目の違うとそこからまた品種名がつくものも多いため、コレクション性が高いこともポイントです。

ちなみ金額に関しては、マルニエルラポストレイの中でも、品種名があるものは高価であったりと、ピンキリです。安いものは1,000円台から、高価なものは30,000以上。

 

動画のマルニエルラポストレイとは違う個体ですが、通常のマルニエルラポストレイの詳しい紹介と成長記録↓

 

 

 

 

 

②Dyckia ‘All Star’ (ディッキア オールスター)

 

金額    ★★★☆☆ (普通)

綺麗さ   ★★★★★(美しい)

入手性  ★★★☆☆(普通)



 

ディッキア同士を交配し、作出された赤いハイブリッドディッキアです。国際ブロメリア協会に登録されている品種のため、オールスターという名前をもらっています(登録されていなくても、通り名として名前を持つディッキアもいます)。

バーガンディーカラーの葉に、まばらなトリコームがのります。さらに鋸歯(トゲのこと)が非常に大きく長く、見栄えするディッキアです。

サイズはそこまで大きくならず、直径25cm程度で止まりますので、中型サイズのディッキア。

最近はかなり値が落ち着き、暴落とまで言えるほど。以前は非常に高価でしたが。フリマアプリなどでも比較的目にすることも多くなりました。

 

詳しい紹介と成長記録↓

 

 

③Dyckia ‘North Star’ (ディッキア ノーススター)

 

金額    ★★★★☆ (やや安値)

綺麗さ   ★★★★★(美しい)

入手性  ★★★★☆(入手しやすい)



  

こちらもオールスター同様に、ディッキア同士を交配し、作出された白いハイブリッドディッキアです。

こちらは通り名が浸透しているだけで、国際ブロメリア協会には登録されていない品種。

非常にバランスの取れたディッキアで、白い葉に鋸歯が均等に並び、動画の最後に移したように、葉にくっきりとウォーターマーク(葉模様)がつく美しいディッキアです。

非常に子株を吹きやすく、流通量が需要に追いついたのか、金額はかなり落ち着いています。

ディッキア取り扱い店舗・オークション・フリマアプリともに、入手しやすい印象です。

 

動画のノーススターとは別の個体ですが、詳しい紹介と成長記録↓(このブログのリンクから、ウォーターマークについてのブログにもとべます)

 

 

 

なんとここで動画が3件しか貼れないということが発覚しました・・・。こっから先はPart②に譲とします。

part③までかかっちゃいそう。

 

Part②はこちらからご覧ください↓