父が無事に退院し、保証人問題も山あり谷ありでしたが、父と兄が話をして、意外と穏やかに解決しそうな兆しが見えて、やれやれと思った矢先
また問題勃発
父がもう車を運転していたと
施設長から兄に電話があったそう
兄「ずっと親父に電話してるけど出ないし、折り返しもない。ふざけてる」
あっちゃー
兄がめちゃ怒ってます
兄「さっき一回かかってきたけど、運転中だったから取れなかった」
私が電話すると、父は電話に出る
お父さん、もう車に乗ったのお兄ちゃん心配して何度も電話したのに出ないってよ
父「あー何度か非通知で電話がきたけど、
リハビリしてたし、非通知は出ないように
してる
一回○○(兄)からかかってきたから折り返
したけど出なかったぞ
車は、今日手術した病院の診察に行って、
先生から許可もらった
施設長にも帰ってきてから話した」
そっかあ
でも、くれぐれも気をつけて運転してよ
父「わかったわかった、気をつける」
兄にLINEして、かくかくしかじかと説明
兄の携帯は最近調子が悪い
非通知になってて、一回は名前が表示されて、父が折り返してきたことから、父はわざと出なかったわけではないことは確か
兄はあの歳で運転することに大反対
もちろん私もできればやめてほしい
でも、あんな田舎で車なしの生活はほんとに大変で
父もずっと入院して、自宅に帰れず施設に入って、いろいろ身の回りを揃えたりするのに車は必要だしな
私がしばらく実家にいればいいんだけど、私も自分の家族や仕事も大事だし
そばにいない弱みもあって、父に強く言えません
兄は「免許返納を約束しないと保証人にはならないと父に電話する」と
あー
結末は見えてました
しばらくすると兄からLINEが
兄「話した
保証人にはならない
決裂
もう2度会うことはない」
そうなるよな
兄はちょっとなにもかも急ぎすぎ
たしかに兄は間違ってない
でも、父にすれば先生に許可もらったのに、すぐに免許返納しないと保証人にはならないと言われカチンときたんでしょう
きっと父も「もうお前には頼まん」とか言ったのだと思います
兄の怒りも理解できます
だけど、私は兄のように父を切るなんてことはできません
そうやって、「もう俺は知らん」と言えてしまう兄は気楽でいいよなー
結局は自分本位
「お母さん、兄の育て方ほんとに間違ってたよ」と最近よく母の写真見て言います
母はさっと逝ってしまったけど、父と兄を任された私が大変じゃんよー
私は兄が好きです
我が道を行くとこも、頼りになるとこも
でも、人の弱いとこやどうにもならない感情を理解しようとする気持ちが欠けています
みんな親といろいろあっても、やっぱりほっておくことはできないから悩んでる
まあ、私は生まれてから50年ずっと父に愛情をかけ続けてもらったので、できる範囲で親孝行しますけどね
しばらくの間兄に父の話はしないことにします
ちょっと父の怒りも収まったかなと、翌日の夜電話入れました
父「あいつには頼まないことになったから、お前保証人になってくれるか」
それはもちろんなるよ
だから、もう兄に怒る気持ちは忘れてね
兄も意地悪で言ったわけじゃないんだから
運転は私も心配だし、家と施設の間とかかかりつけの病院の行き来ぐらいにしてね
父「わかった」
じゃあこの話はおしまいね
車のことは根気よく説得していきます
私にとって父は、私や孫が大好きで、いつも孫の話を聞いて楽しそうに笑ってくれる大事な存在です