今さらですが
やっぱり彼らは男子
だったと思います
普段はLINEも
送りあわない2人です
おにぃちゃんの
バイト先のシフト表をみた
りくの友人が りくよりも先に
おにぃちゃんの帰省時期を把握していた
こともありました。
※コロナ前、おにぃちゃんは帰省のたび
高校時代のバイト先で
飛行機代を稼いでいました
「男の子だから」
そんなことを意識せずとも
気がつけば
男子という生物として
彼らは生きていた。
男女平等徴兵令
男女問わずで年令問わず
そういう条件だったなら
私は迷わず 自分を選ぶ。
「そういうときは、私が行くから。」
「『おばあちゃんをよろしく』」って、おにぃちゃんとりくに言っておくからね。」
と言ったら
「そんなこと言わないで。
私がいたら、逃げられないでしょ」と答えた。
母の父親、私の祖父は
「戦争から帰ってきたら、結婚してほしい」と祖母に言った。
それは、プロポーズというものだったのだと思う。
その結果として生まれた母は
「私は奇跡的に生を受けて、それから80年近く生きたということ。だから、一人で大丈夫」と言った。
そんなことにはならないことが
もちろん一番いいけれど
そんな事態に
優先するのは息子の未来と命である。
「母親だから」
そんなことを意識せずとも
気がつけば
母親という生物として
私は生きていた。
人を救う
その仕事には、はじめから
性別なんて関係ないのだ。
それでも、彼らが
人助けをして
立派に死んだら
そのときは
「よく頑張ったね」と言えるだろう。
彼らには彼らの
生き方があって死に方がある。
人を救うのは
人でしかない
救うというのは
生きようって気持ちを
生きたいって気持ちを
湧き上がらせて
あげることよ