家族問題とは、
ものすごく、奥の深いもの 


家族とは 
社会を構成する、最小単位の集団




「姓と名を両方変えるなんて!

別の人間に
なっちゃいますよ。」

彼らは、
出生届けを提出したその時とは
「別の人間」として生きてきた。



父親のいる家庭といない家庭
父親の実家の近くと母親の実家の近く


両親の離婚によって
彼らの生育環境は、大きく変わった。

それは、確かなことである。



家族構成
居住地
通所する保育所
通学する学校


そこで出会った人たちは


もし、両親が離婚したら?
バーチャル・ワールドの住人たち

なるほど、だからか。
どおりで、話が出来すぎている。



人生はドラマである。


舞台俳優としての30年を生きた男性が
認知症の母親の車椅子のテーブルに
モーニングコーヒーを出しながら、私に言った。

「人はみな、なんらかの役を演じて
生きているのではないですか?」




テレビドラマ age35

幼稚園の発表会
ステージでの合唱シーン

客席に父親がいない

「父親不在の現実の存在」を知り
泣きながら歌う姉弟


りくはさ、こんな風になるなよ。
大人が、「ここはお前の家だ」って言ったら、そこが自分の家なんだから。

そこで、楽しく暮らすことを考えればいいんだよ。

こういう奴はさ、おかあさんがいるときは「おとうさんがいない!おとうさんがいない!」って泣いて、

おとうさんがいるときは「おかあさんがいない!おかあさんがいない!」って泣くんだよ。


当時小学2年生

母子家庭4年生になった長男が
5歳の弟に向けて語った
「母子家庭男子道」である。