2018年私的ヅカデミー賞~発表編~ | たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

恐らく、殆ど大部分宝塚の話になると思います^_^;
ごく稀に日常とか…

では、独断・偏見・主観・私見バリバリ発表です…

よござんすか?助演賞から参ります。






最優秀助演娘役賞


Winner is…

♪♪♪和希そら♪♪♪


今年は本当に混戦…(@_@;)悩みに悩んで、海乃美月嬢や舞咲りん嬢が迫る中、本来男役の和希嬢を選びます。
ダイナミックな歌・ダンスもさることながら、芝居に泣かされました。人情家・気っぷの良さ・可愛さ・セクシーさ・気高さ…理想のアニータだった。
3拍子揃っているけど「浮く」ってことはなく、協調性もありました。
映像化期待薄なので、正に幻のアニータになりました。見られたのは幸せだった…



最優秀助演男役賞


Winner is…

♪♪♪天寿光希♪♪♪


これまた、悩んだ末の決定です。月城かなと嬢と瀬央ゆりあ嬢が猛迫しましたが、振り切りました。
宝塚の範囲内で「俗人」をあれだけ的確に演じ、かつ魅力まで引き出したのは本当に大したものだと思います。良いオジサマ役者になったなぁ…
あの嗄れ声がまた良かった…来年もどんな役で魅せてくれるか、楽しみだ(*´-`)



最優秀主演娘役賞


Winner is…

♪♪♪愛希れいか♪♪♪


仙名彩世嬢の額田や、真彩希帆嬢のジョアンも迫る中、やはり、グッディです。
無邪気にパトロールするオープニングから、怒り・憎しみ・苦悩、そして恋心まで持つようになったラストまでを、歌とダンスでめいいっぱい表現してくれました。
その過程で、中身だけでなく、見た目もどんどん洗練され、美しくなっていくグッディを見るのも楽しかった。
併演の「カンパニー」でもダンスたくさん踊っていたので、「体力オバケ」な所も高得点に繋がりました(笑)
グッディは愛希女史に当てられた役。なので、愛希女史のような娘役が今後も出てきてほしい…じゃないと、バッディ再演出来ないじゃない(*_*;



最優秀主演男役賞


Winner is…

♪♪♪明日海りお♪♪♪



「轟悠」という高く厚い壁を乗り越え、受賞しました。いっそ、ダブル受賞にしようか…でしたが…(^_^;)
でもでも、ジバゴやラヴィックは数年したら演じられる役者が出てくる可能性はある。
明日海嬢は、見た目も内面も完璧なエドガーだった。
よく「漫画から抜け出た」という表現使われるけど、正にこの言葉がピッタリだった。
妙齢の女性がミドルティーンの男の子を演じて全く違和感なかった辺り、るろ剣の演者達以上に驚愕ものでした(゜ロ゜;
あのエドガーなら、原作ファンも満足出来る筈。そして、あのエドガーを越えるエドガー役者はしばらくは…と思わせる唯一無二さが決め手になりました。



最優秀作品賞&演出家賞

今年は同時に参ります!
Winner is…

♪♪♪BADDY♪♪♪
♪♪♪上田久美子♪♪♪


もう、今年はこれがぶっちぎり。

改めてバッディの世界を書くと、数記事になりそうなので控えます(笑)

ここでは、ラインダンスのことを取り上げて書きます。

どの場面も印象深いけど、あのラインダンスを初めて見た時、頭殴られたようなショックを受けたんです。良い意味でね。


今まで「ラインダンス」といえば

ひたすらニコニコ、明るく楽しく朗らか

なイメージだったんです。それは私だけじゃなくて、皆様もそうだったと思う。


でも、バッディのラインダンスは

ニコリともせず、負の感情をエネルギーに転化したダンス

でした。


「ラインダンスは明るく朗らかに作るべき!なんて、一体誰が決めたの?」と上田久美子女史から問われた気がしたんです。

「ラインダンスはこんなもの」「デュエダンはこんなもの」といった固定観念に、自分が如何に縛られていたか…を痛感しました。

「宝塚でのお約束」の範囲内でめいいっぱい柔軟性を示したこと、それだけで大絶賛ものです。

「私は生でバッディを5回見た」これは後々の自慢になるんじゃないか…と楽しみです(*´ー`*)

「決めつけるな、柔らか頭であれ」上田久美子女史に教えられました。

年と共に難しくなる話ですが(苦笑)、宝塚をその目線で来年以降も見つめていきたいです(* ̄ー ̄)


今年の受賞者の皆様、おめでとうございます。

作品賞以外は、どの賞も本当に悩まされました。たった一人の選考は大変(笑)

惜しくも選に漏れた方々も、来年以降期待しています!