メンバー
第1期:1991年~1992年
第2期:1992年~1997年
第3期:1997年~2000年

上杉昇(第1・2期ボーカル)
柴崎浩(第1・2期ギター)
大島康祐(第1期キーボード)
木村真也(第2・3期キーボード)
和久二郎(第3期ボーカル)
杉元一生(第3期ギター)

来歴
1991年夏頃、ビーイングの音楽プロデューサー長戸大幸を介し
ビーイング主催の音楽振興会在籍の上杉とBADオーディションで
最終選考に残っていた柴崎により二人組ユニットとして結成。
そこに大島を加え同年12月にシングル「寂しさは秋の色」で
CDデビュー。1992年7月、「もっと強く抱きしめたなら」を
発表。この作品を最後に大島が自身のユニット「SO-FI」を
結成するため、脱退。後任として柴崎のYAMAHA音楽院時代の
知人であった木村が加入。1993年2月、シングル「時の扉」を
発表。4月にはシングルと同タイトルのアルバム『時の扉』を
発表。いずれもオリコンチャート1位、ミリオンセラー記録の
大ヒットとなり日本の音楽界においてトップアーティストとして
地位を確立。第8回日本ゴールドディスク大賞を受賞。以降、
1995年までシングル「愛を語るより口づけを交わそう」
「世界が終るまでは…」、アルバム『Little Bit…』
『PIECE OF MY SOUL』がそれぞれミリオンセラーを記録。
シングル「恋せよ乙女」「Secret Night 〜It's My Treat〜」も
オリコンチャート1位獲得のヒット。1995年12月、10枚目の
シングル「Same Side」を発表。セカンドシングル以来の
メンバーによるシングル曲で上杉が志向する欧米的な流れである
ニルヴァーナ風のオルタナティブのサウンドを如実に示す当時の
日本での売れ筋J-POP路線とは一線を画していたため、前作から
大幅に売上を落とす結果。しかし現在ファンの間では再評価され
上杉自身も「この曲が今の自分の音楽の原点となった。」と
発言。1996年2月、シングル「WORST CRIME」を発表後、
長戸が求めるWANDSのスタイルと音楽性の違いを理由に
1997年初頭に上杉昇と柴崎浩が脱退し活動休止。ビーイングが
「WANDS」の名前を商標登録していたため、残った木村真也は
ボーカルに和久二郎、ギターに杉元一生を迎え第3期として
活動再開。1997年9月、当時デビュー直後であった小松未歩の
楽曲提供により「錆び付いたマシンガンで今を撃ち抜こう」を
発表。その後も坂井泉水やGARNET CROWのデビュー前の
AZUKI七からの楽曲提供を受けシングル4枚、アルバム1枚を
発表したが2000年3月、公式サイト上で「解散」を表明。

シングル
1.寂しさは秋の色(1991年12月4日)
2.ふりむいて抱きしめて(1992年5月13日)
3.もっと強く抱きしめたなら(1992年7月1日)
4.時の扉(1993年2月26日)
5.愛を語るより口づけをかわそう(1993年4月17日)
6.恋せよ乙女(1993年7月7日)
7.Jumpin' Jack Boy(1993年11月17日)
8.世界が終るまでは…(1994年6月8日)
9.Secret Night 〜It's My Treat〜(1995年2月13日)
10.Same Side(1995年12月4日)
11.WORST CRIME(1996年2月26日)
12.錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう(1997年9月3日)
13.Brand New Love(1998年2月11日)
14.明日もし君が壊れても(1998年6月10日)
15.今日、ナニカノハズミデ生きている(1999年3月31日)