【試合結果】J2 第6節 コンサドーレ札幌vsガンバ大阪 | ガンバ大阪・J2紀行

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ガンバサポーターの2013シーズンのJ2の記録

コンサドーレ札幌 1-3 ガンバ大阪
前半43分 G大 レアンドロ
後半14分 G大 家長昭博
後半36分 G大 岩下敬輔
後半45分+3 札幌 宮澤裕樹


■両チーム布陣

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ガンバ大阪は阿部浩之に変えて、家長昭博をスタメン起用
コンサドーレ札幌も怪我人や出場停止選手が居る中で
このような布陣で望んできました


■試合内容
コンサドーレ札幌にとっては非常に厳しい試合になった
松本怜大が前半早々に負傷退場し、さらに後半12分に
投入された古田寛幸も怪我により後半22分に途中交代
これにより試合のテコ入れをできなくなってしまった


《前半43分 ガンバ大阪レアンドロ》

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1点目は倉田秋の突破から生まれたものであった

家長昭博からのパスを受けた倉田は右サイドの
エンドラインまで1回のドリブルだけで駆け上がる
そしてエリア内の中央へマイナス方向へのクロス

レアンドロは上原慎也の前に飛び込んだ時点で勝負あり
上原は遅れてるし、パウロンはボールウォッチャーになっており
マークにつけないでいた

落ちてきたボールをレアンドロが地面に叩きつける
ヘディングシュートを打ち、そのボールはGK杉山哲の
股間をすり抜けゴールネットに突き刺さる

前半終了間際での得点ということには大きな意味がありました。



《後半14分 ガンバ大阪 家長昭博》

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2点目は二川孝広らしい芸術的なパスと家長昭博の
フリーランニングから生み出されたゴールだ

家長が二川にパスすると同時にエリア内にフリーランニング
それを見た二川はシュートという選択肢ではなく、ふわりとした
浮き球のパスをゴール前に供給するという判断をした

パウロンはシュートと思いシュートコースを消しにいっているが
二川にマークにいっているわけではなかったし、
他の札幌ディフェンダーは完全に家長を見失っていた
上原がパスを出された瞬間にボールを追っているがその時点では
ボールしか見えてないはずだ

完全に崩したといっていい得点シーンだった


《後半36分 ガンバ大阪 岩下敬輔》

3点目は一旦は岩下敬輔のゴールは一度はオフサイドという
判定になったものの、岩下が主審に対して確認を要求
オフサイドから一転、ゴールが認められるという珍しいことが起きた

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遠藤のFKを砂川がクリアして、その浮き球を札幌の選手
(恐らく深井と思われる)がさらにヘディングをするのだが、
このボールが岩下の位置に飛んでしまう

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岩下はボールをヘディングシュートし、ボールはゴールインした

ここで注目すべきなのは3点
1)遠藤がFKを蹴った時点では岩下はオフサイドポジションにいない
2)深井のクリアボールがゴールに繋がったこと
3)岩下はシュートの時点ではオフサイドポジションだった

JFAの規定の中で探してみたが、無かったのでこの記事を
⇒『国際サッカー評議会 オフサイド解釈のルール変更を検討(スポニチ)』

FIFA審判委員会は「オフサイドの位置にいても、相手選手から
バックパスなどを受けた場合は利益を得たとは考えない」とあります

要するに「相手からのボールはオフサイドになりません」ということ


《後半45分+3 札幌 宮澤裕樹》

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ゴール前にはガンバの選手が多くいたのですが、
醜くなるために図解では省いています

札幌の1点目は砂川誠のクロスが前田俊介に渡りシュート
藤春廣輝がブロックしたものの、こぼれ球が宮澤裕樹に渡り、
シュートを決められた

宮澤への寄せが遅くなってしまったためにシュートを打たれてしまった
大変もったいない失点となったが、その後札幌の猛攻に耐え
1失点に抑えたのは評価すべきところかなと


ガンバ大阪にとっては非常に良い2勝目になりましたね