・10月24日鑑賞
・シネマサンシャインエミフルMASAKI
公開されたら観ることに決めていた。一応スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、ハリソン・フォード出演だからね。今回は主演ではない、主役はダニエル・クレイグ、こちらも渋いね。
といいながら、この映画はB級のテイスト満載。
ある意味「シェーン」のパロディ(トリビュート?)のような、古い西部劇を意識した19世紀アリゾナの風景。その舞台上で暴れまくる、いかにもステレオタイプなエイリアン。宇宙船を造って地球侵略に来る知能がありながら、素っ裸(ですよね)に、武器なしでガォーだからね。
一見ばかばかしく思えるが、おそらくスピルバーグはハリウッド映画における新旧の定番(カウボーイとエイリアン)をぶつけてみたかったのだろう。だから、大真面目に撮ることが不可欠だったのだろう。
そこからどのようなものが生まれるのか、あるいはなにも生まれないのか、それは作品を観た人が決めてください、ということかな。
もちろん、最初は反発していた土地の有力者のダラーハイド大佐と主人公のジェイク、途中襲ってくる、ならず者の集団、そしてアパッチ族、みなエイリアンという強大な敵と対峙していく中で、協力関係を築いていく。
人類にとって大切なこと、というメッセージであることは言うまでもない。
ハリソン・フォードは、胆力もあり腕も立つが、出来の悪い息子を溺愛する老大佐役を好演、しかし、どうしても頭の中に「インディー・ジョーンズ」のテーマが流れてしまう。当たり役に出会う、ということはいろんな意味で大変ですね。
そして感動のラストシーン、エイリアンは駆逐され、奴らが残した金塊で街の繁栄も約束された。沸き立つ人々をよそに、馬に乗って立ち去ろうとするジェイク。
大佐が声をかける、「あいさつして行かないのか」。
エイリアンとの激闘を乗り切った二人は、すでに深い友情で結ばれている、「この街に残らないか、俺は片腕を探している」。
するとジェイクがYou can do thatみたいなことを言う。あんたは片腕を見つけられるよ、といった意味だろう。戸田奈津子さんの字幕では「じゃ、探せよ」になっていた。
なかなか感動的だね、「シェーン」とは一味違う男と男の別れ。
少しあっさりしているかな。またどこかで会えるかもな、あんたなかなかくたばらないだろう、みたいな感じ。
ダニエル・クレイグがハリソン・フォードの胸をかりているように思えた、いいシーンだったね。
字幕付きのアメリカ映画を観ると、どうしても「どのくらい聞き取れるのかな」と、セリフに聞き入ってしまう、もちろん長台詞は聞き取れないが。
しかし、久しぶりなんだよね、最近吹き替えの3D映画ばかり観ていたから。
映画も変わってきましたね。