動物を捨てたことのあるやつ! 人も民家もない辺鄙な場所に置き去りの刑だ!① | 無料ゲームアプリレビュー

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面白おかしく、時には真面目に無料ゲームアプリを紹介していきます! よろぴくみん……が500匹目の前に正座してたらひくよね。


金を稼ぐということは、意外と大変なことだ。誰かが君に価値を見出だし、企業はその対価として諭吉を渡す。

社会人になって分かる世界の本質は、それでもまだ表層でしかないのかもしれない。学生の及ぶ世界じゃあない。少なくとも自分が学生のときは、社会の金の動きなんてものを深く考えたことはなかった。

金を稼ぐ。肉体労働か、パソコンとにらめっこするのか、物を教えるのか、乗り物に乗るのか、それは君たちの自由。

だがかなしいかな、日本では資本主義が採用されている。同じ時間、仕事に対して同じくらい高いプライドを持ち、精神的にも肉体的にも同等程度疲弊したとしても、医者と交通誘導員じゃあ、貰える諭吉には雲泥の差がある。

社会的貢献度が高いから、貰える給料も高い。この考えに素直に頷けない僕は、きっと低賃金重労働の仕事をしているからだろう。

君は何をしている?
学生か? 公務員か? コンビニの店員か? 新聞配達か? 電車の車掌か? フリーターか?

どれも欠かすことのできない、貴重な職だ。社会を動かしているのは、決して議員だけじゃない。君らが明日いなくなったとき、困る人がいる。それがひいては社会の崩壊に繋がるやもしれん。

コンビニの店員なんて、カゴから商品出して、ピッピッピッピッ言わせてるだけだろと言ったお前、今すぐ全裸になって、逆立ちで世界一周でもしてろ。それが出来ないなら、人様を、仕事を馬鹿にするな。



ゲームアプリを紹介するとは思えない導入
ですね。







MapFanさんが作った、[はい!こちらネコ屋台です。]という無料ゲームアプリには、三匹の子猫が登場する。彼らには飼い主が、いや、友人がいた。元気一杯の、優しき青年だった。

子猫は捨てられていた。大雨の公園、ベンチの下に。そこに偶然通りかかった青年。彼は動物NGのアパートに住んでいて、子猫を助けてやりたかったが、どうしようもなく通りすぎた。








ーー助けて。








青年は耳を疑った。子猫が喋ったような気がしたから。実際には傘を打つ雨音と子猫の鳴き声が重なってそう聞こえただけだったが、青年は居たたまれなくなって、ベンチの下から段ボールを引き上げた。

子猫は異常なほど痩せこけていて、ぶるぶると体を震わせていた。
「俺がもっと早くここを通っていれば……。寒かっただろう、寒かっただろう」

青年は涙を流していた。俺がこいつらを守ってやらなければ、と強く心に誓った。

雨は、青年の涙とは裏腹に、次第とあがっていった。

青年と子猫はそれから楽しい日々を過ごした。一緒にお風呂に入った、川の字で眠った、雪だるまを作った、ボール遊びもした。青年が営む屋台も手伝った。何の曇りもない、晴天のような日々。







だが別れは、突如として舞い降りた。






次のブログに続くーー。




今回笑いなくてすみません。