さんさんと差す日が好きだ。
編集の仕事をやめて嬉しい。
次はたぶんどんな仕事だって楽しめる。
海が好き。
「女は水辺が好きだからナ。。。」とナオハルが真面目くさっていうと思わず電車の前のスーツのサラリーマンがぶっと吹き出して笑う。
ーーーー「えーなんで。。。!?」
ふと、インドのこーひにえのまんまるの目だ。
私はこーひにえの学生寮に無理矢理はいって、キスして、ファックした。
私は彼岸から、その後登戸の駅前の陸橋から飛び降りて死んだこーひにえの声を聞いた気がした。
しかし、その事にもやはり興味が持てない。
こーひにえは死んだ。私とナオハルの婚約を聞いて。
冬の寒い日、ボウズ頭のこーひにえは、渡良瀬川をボロ雑巾のようになって流れていった。
その理由は私だけが知っている。
目の前の景色が歪んで足をもって屹立する。
その形は生殖器をもった塔のようだ。
私は強く生きるだろう。