トレンドラインとは相場の方向性を分析する際にチャート上へ引く線のことです。線を引くだけでトレンドを分析できるため、初心者の方でも使いやすい相場分析方法です

トレンドラインは2種類あります
レジスタンスライン(上値抵抗線)
サポートライン(下値支持線)

この2つだけこのラインが引けたら初心者卒業ですね

 

レジスタンスラインは、別名「上値抵抗線」と呼びます。相場が下降トレンドの場合に、価格がこれ以上は上昇しないと分析する線です。

価格がレジスタンスラインに到達したら、基本的には売りを仕掛けます。ただしレジスタンスラインを上回ると一気に反対方向へ上昇する可能性もあるので、注意しましょう

サポートラインは、別名「下値支持線」と呼びます。相場が上昇トレンドの場合に、価格がこれ以上は下落しないと分析する線です。

価格がサポートラインに到達したら、基本的には買いを仕掛けます。ただしサポートラインを下回ると一気に反対方向へ下落する可能性もあるので、注意しましょう。

 

トレンドラインの種類がわかったところでどのようにチャートにラインを引くか
ここが大切になってきます!


時間足のよってチャート形状は変わるのでどの時間足でひくかは
自分のメインの時間足と前後の時間足でひくことを最初はオススメはします
例えば15分足がメインで使用されているのであれば5分足と30分足にもラインを引いて見ると判断基準と識されやすいポイントがわかりやすくなり利確、損切の目印になります

相場が下降トレンドの場合、2点以上の高値と高値を結ぶところにレジスタンスラインを引きます。

相場が上昇トレンドの場合、2点以上の安値と安値を結ぶところにレジスタンスラインを引きます。

 

ラインを引く際は、ローソク足の実体かヒゲで迷うかもしれません。

どちらに引けばよいのかについては明確な答えはなく

お好きな部分に引けばよいです。
ただひげだと騙しもあるので長期足では実体ベースで短期足なら値動きの反応が強いひげのほうで引くという使いわけをされる場合もありますね

 

トレンドラインの使い方

トレンドラインはエントリータイミングと損切り目安として使う、2通りの方法があります。

エントリータイミングの目安として使う
トレンドラインは、エントリータイミングの目安として使うことが可能です。
例えば上昇トレンドの場合、2点以上の安値と安値を結ぶサポートラインを引きます。相場が下落しサポートラインにタッチして、跳ね返されたポイントがエントリータイミングです。
下降トレンドの場合は、2点以上の高値と高値を結ぶレジスタンスラインを引きます。相場が上昇しレジスタンスラインにタッチして、跳ね返されたポイントがエントリータイミングです。
レンジ相場の場合は、サポートラインにタッチし跳ね返されたら売り、レジスタンスラインにタッチし跳ね返されたら買いのタイミングです。

損切りの目安として使う
トレンドラインは、損切りの目安として使うことが可能です。例えば上昇トレンドの場合、2点以上の安値と安値を結ぶサポートラインを引きます。相場が下落しサポートラインにタッチしたが跳ね返らず、下抜けしたところで損切りです。
下降トレンドの場合は、2点以上の高値と高値を結ぶレジスタンスラインを引きます。相場が下落しレジスタンスラインにタッチしたが跳ね返らず、上抜けしたところで損切りです。
レンジ相場の場合は、サポートラインの上抜けで損切り、レジスタンスラインの下抜けで損切りとなります。