先日、潮岬に行ってきました。
ついでのついで、で本州最南端の潮岬まで

ちょうど、夕日の頃に到着。




圧倒的な太陽光。

日中の主役が
夜の主役、月へとバトンを渡していました。



空に輝く、夜の主役がこれからやってくる本番のためにヤル気をみなぎらせています。




そして、太陽は
静かに激しく
淡々と厳かに
沈んで行きます。



海際の雲に隠れながら
潔く主役を明け渡し、明日の本番まで出番を待ちます



太陽が沈んだ瞬間。
多くの観光客は、水が引くように各々帰って行きました。

私は、名残惜しく
そして、太陽の威厳を感じ
なかなか目を離すことができませんでした。

そして、周りには誰も居なくなりました。

このまま夜を迎えるのだろう。
暗くなるのだろう。

しかし、ここからが
太陽の本気が感じられる時間だったのです。



周りが徐々に暗くなる中、
太陽が潔く沈んだはずの場所に
これまで以上に鮮やかな
オレンジが現れたのです。

写真ではなかなか伝わりませんが
太陽が存在していたときの
その光とはまた違う
鮮やかなヒカリ。
太陽の姿は無くなり主役は月へと移り変わるなかで
誰も見ていない
誰も注目しない
その中でこそ
一際ヒカリ輝く瞬間。

これこそが
生き様だ。

と感じました。

太陽の威厳。

薄暮にこそ太陽に生き様が込められているのだ。

そう感じました。