日本の存在価値って何だろうか。

日本国家として、私達は世界にどのような立場でどのような影響力を行使していくべきなのだろうか。

世界有数の経済力と技術力。
そして、真面目で勤勉な国民性。
世界で最古の文化を誇る日本は、
世界とどのような関係を結ぶべきなのだろうか。

日本は、明治以来、政党政治を行い国会議事堂にて民主的に議論を行ってきた。
アジアで先進的な民主国家だ。

我らの祖国、日本は
自由と民主主義をアメリカから教わったわけではないことを認識しつつ、
アジアにおける民主主義のリーダーとして
法の支配や自由を旗印に、アジアの諸国民の権利と自由を護らねばならない。

アジアには、その価値観を真っ向から否定する国家がある。中国、北朝鮮だ。
ここに韓国も入れたいがあくまでも一応民主国家として存在している。しかし、韓国政治の中身は全く民主国家ではなく、中国、北朝鮮側の政治を行っている。

その国々に、毅然と立ち向かいアジアの民主主義、自由を護らねばならない。
民族弾圧や自由を奪う行為を
断じて許してはならない。
それに対して毅然と立ち向かいしっかりと言うべきを言い、中国、北朝鮮の圧力には決して1ミリも屈してはならない。
中国、北朝鮮から何を言われようがかまわない。
自由と民主主義、法の支配を否定する国家に対して何を言われようが私達の民主主義を大義に掲げて立ち向かうのみ。

アジアは、中国が行う自由を剥奪する政治を受け入れ私達もその支配に甘んじるのか、
真っ向から立ち向かうのか、岐路に立たされている。

中国、北朝鮮の圧力や支配を、跳ね除け、退け、私達の自由と民主主義、法の支配という大切な価値観を守り通さねばならない。

その為には、どうするべきか。


まずは、
私達の大切な国民が北朝鮮に拉致されたままであることを何としても解決しなければならない。
私達の大切な同胞を奪われたままで
アジアの民主主義、法の支配、自由を護るリーダーにはなれない。

私達の国民を奪われたままで、ほっとく訳には行かない。

想像してください。
例えば、あなたが海外旅行に行き、そのまま北朝鮮の工作員に拉致されても
日本政府は全く何もできません。
救ってくれることはなく、
何十年も拉致されたままです。

これが、平和国家なのでしょうか。
これが、憲法の掲げる平和主義なのでしょうか。
あなたが拉致されても取り返しにいけない。
そんな憲法のどこが平和主義ですか?

私達の日本は、戦後も全く平和ではなかった。
戦争状態を見てみぬ振りをし続けてきたのです。

なぜ、外国に拉致されても日本は、何も出来ないのでしょうか?
それは、平和主義の根幹とされている
憲法第9条の条文に原因があります。

第9条
第一項
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
第二項
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない。


問題点を、指摘しよう。
第一項をまとめると
国際紛争を解決するために
国権の発動たる戦争と
武力による威嚇又は武力の行使は
永久に放棄するとある。

国家的犯罪の北朝鮮の拉致問題は、明らかな国際紛争です。それを解決するために、武力の威嚇も行使もしてはならない。戦争もしてはならないとある。

さらに
第二項で、それをより具体的に明記している。
前項の目的を達するため、というのは、
国際紛争を解決するために、武力の威嚇、行使、戦争を放棄しますよという目的を達するために
陸海空軍とその他の戦力を保持せず
国の交戦権も認めないと定めている。

と言うことは、
拉致問題を解決するための戦力は日本には存在せず
その為に戦う権利もないということだ。

だから、日本政府は交渉しかできなくなる。
話し合いで解決しないといけない。
その話し合いは全くの不毛だ。
交渉相手からしたら
全くの圧力がない、戦力もない、戦う権利もない国の言うことを聞くほうがおかしい。

人質事件で丸腰の警官が説得に当たるシーンがドラマで良くあるが、考えてください。そのときには周りに武装した特殊部隊の警官が犯人に銃口を向けているでしょう?それを犯人も知っているから丸腰の警官の交渉にも応じるのであって、
犯人が武装しているのに丸腰の交渉人の言うことを聞き、こちらの条件を飲むわけが無い、必ず妥協しなければならない。
しかし、拉致問題に妥協はない。
帰ってこれる人と帰ってこれない人を選別することができますか?

最後の1人まで取り返さないといけません。

どの方も同じ日本国民なのだから。

しかし、日本には、優秀な自衛隊が存在している。
そして、国際紛争を解決するための戦力はないが、自衛権を行使するための防衛力はある。
私達の国民をまもること、取り返すことは自衛の範囲内です。なので、現憲法下でも決断すれば奪還作戦は可能だと考えています。
可能だが実行は難しいてす。
現憲法を改正しない限りは、憲法違反になる可能性があるからです。
自衛隊員の方々が生命をかけて奪還作戦を実行するときに憲法違反になる可能性がある状態で作戦実行はそれこそ法の支配や民主主義、自由からかけ離れた行為です。

なので、しっかりと憲法改正を行い、自国民を何の問題もなく護れる憲法にするべきです。


また、別の件で言うと、
尖閣諸島の海域への侵入も全く同じことが当てはまります。なので、中国の船舶には中国の国旗が掲げられています。
国際紛争になると日本は、たちまち戦力を使えなくなるのを知っているからです。


そんな国家でいいのでしょうか?
これのどこが平和憲法なのでしょうか?

憲法第9条が私達を守ってくれますか?
そんなアホな!
現に、日本国民が北朝鮮に拉致されてるじゃないですか。取り返すことができないじゃないですか。


あなたが拉致されても
憲法をそのままで良いと思えるでしょうか?

憲法は、改正するべきです。
私達を護る憲法にするべきです。
私達の手で変えましょう!