私は、哲学が好きだ。

たまに思考の旅に出る。


万物の元のモノは何か?
古代ギリシャの哲学者達が思考のみで様々な解答を示している。
科学的根拠や実験等をせずに導き出した答えには、ハッとさせられるモノも多い。


科学的根拠、これに頼りすぎると
私達の思考には弾力性が無くなってしまうような気がする。もちろん科学的根拠が必ず必要な事も多いが。

あ、決して科学的根拠を否定しているわけではないのでご了承くださいね!


ちなみに万物の元もモノは、科学的に見ると元素となるだろう。
ちなみに科学は素人だ。異論、反論あれば教えてくださいね。


さて、古代ギリシャの哲学者達は様々な解答を示している内容を一部ご紹介しよう。

タレスの言葉
「万物の根源は水である」

この当時、万物の成り立ちは神々が創ったモノだ。と考えられていた。
その当時において、万物は何から出来ているのか?
という問を考えたことに偉大さがある。

ピタゴラスの言葉
「万物は数なり」

全てのモノは数で出来ている。と説いた。
ピタゴラスの定理やピタゴラスイッチなどで聞いたことのある名前だと思いますが、
万物の根源は数と説いた。自然や宇宙は、全て数で表すことができるためとのこと。


このように、思考のみでどんどん深く掘り下げていく行為にロマンを感じる。

1つの疑問に対して
広く浅く掘るのではなく
その疑問に真正面から深く掘り下げていく。

その姿勢を学びたい。

現在は、調べればすぐに答えが分かる時代。
正解、不正解の結果のみが語られる時代。

そんな社会では、思考の弾力性がなくなり
カチカチの頭でっかちになってしまいます。

1度、何かの疑問を深く1点集中で掘り下げていく思考の旅に出てみませんか?

そこには、正解、不正解はありません。
貴方が描く思考の旅路が貴方を写し出します。

そして、あらゆる価値観を受け入れる広い心に出会うでしょう。

答えをすぐに見つけ、正しさを追い求めると
そこで思考は停止してしまいます。
正しくないものには、拒否反応を示し排除しようとするでしょう。

私は、そんな社会に、住みたくありませんね。