敵基地攻撃能力の保持。

日本にとって何が必要なのか、
今、早急に議論し、国民間でも真剣に考える必要があります。

東アジアの状況はとても厳しいものがあります。
ロシア、中国、北朝鮮、韓国に囲まれ
日本の背後には広大な太平洋。
日本が頼れるのは、
日本とアメリカの日米同盟のみ。

アメリカは、広大な太平洋の向こう側の国です。
東アジアは、やはり極東。
アメリカの国益にならなければ
アメリカは行動しないでしょう。


となれば、
日本が独自にどのように外交、安全保障を考え主体的に戦略を練れるのか
ここに日本の未来がかかっています!


そこで、日本の安全保障について考えましょう。

日本の現状は、憲法9条の制約により
専守防衛を徹底しています。
専守防衛ということは、
敵が攻撃しなければこちらは反撃できないということです。敵が攻撃するということは、何処かに必ず被害がでます。
それが仮に弾道ミサイル一発のみの攻撃なら、
日本の洋上を警戒しているイージス艦が迎撃ミサイルを撃ち、敵のミサイルを撃ち落とします。
もし、撃ち漏らしたら、陸上にあるパトリオットミサイルで撃ち落とす2段構えになっています。

最近の攻撃というのは、
第二次世界大戦のように海岸線にワラワラと兵士が上陸してくることは、もう皆無です。
ミサイル発射やテロ、漁民兵、などの攻撃から始まります。ということは、このミサイルをどの様に対処するのかがとても重要です。
そこで、日本はイージスアショアという陸上にあるイージスシステムを採用しようとなったのですが
イージスアショアもあくまでも迎撃するのみです。

ここで、敵側の目線になって考えてみましょう。
私達は日本に弾道ミサイルを発射します。
一発のみなら迎撃システムによって撃ち落とされてしまいます。様子見で一発打ち込みましょうか。
迎撃されました。
ここで、私達は、日本から攻撃されるリスクはゼロです。あくまでも日本は専守防衛ですから攻撃に対して必要最小限の反撃のみしかできません。

アメリカには、核の抑止力で動きを封じましょう。

次に複数のミサイルを同時に発射し
実際に被害を出しましょう。
東京、大阪、名古屋、福岡、
各、主要な米軍基地と日本の航空自衛隊の基地へ
複数の場所から同時に発射します。

日本は、対応できません。
実際に被害が出ました。
次に離島へ兵士を侵攻させます。

と、ここまで悪夢のような想定をしました。


日本は、何ができるのでしょうか?
実際は、死のノックを受け続けるのみ。
飛んでくるミサイルを必ず撃ち落とし続けないといけません。それ以外の対応は、現状できません。


そこで、敵にミサイル発射を思いとどまらせる方法を考えなければなりません。
外交努力でできる範囲は限られています。
抑止力という考え方を持たなければなりません。
ということは、日本に攻撃すれば
とことん、反撃され自国もとんでもない被害が出る可能性が高いということになれば
敵国は、日本への攻撃を思いとどまることになるでしょう。
これが敵基地攻撃です。
日本へ攻撃する素振りを見せるなら
日本は、その基地を攻撃しますよ。という抑止力を持たなければなりません。
これも正当な自衛権の範囲です。
自衛権は、
私達の基本的人権なのです。

この抑止力が働いている状況で、外交が効いてくるのです。
お互い利益を、妥協しながら一致点を探す。
これができるのは、抑止力があるからです。

日本を真剣に守るなら
自衛権の、行使を認め
反撃する能力をとことん持つべきです。
日本に攻撃したらえらい目に合うからやめとこ。
と思わせる力が必要なのです。