みなさん、
サドベリーバレースクールをご存知だろうか?

今、教育現場ではアクティブラーニングが叫ばれている。自ら積極的に学ぶ経験が成長させる。
探求する学習、問題を解決する学習。
社会に出て働くときに必要となる力を身につける為にという考え方のもと
授業の形態が変化している。

その究極形態が
サドベリーバレースクールだと思う。


生徒に与えられるのは
全くの自由。

そのスクールのルールは
スクールミーティングで決められる。
スタッフの良し悪しや
スケジュール
予算
ほとんどが子どもたちとスタッフが参加する
スクールミーティングで決める。

別名デモクラティックスクールともいう。

完全な民主的プロセスを経て
子どもたち自らがスクールを形造っていく。
また、そのスクールでは、何をして過ごしてもいい
完全に子どもたちが取捨選択をする。
そこで興味のあることに存分に打ち込めるのだ。
例えば料理に興味が湧いた子どもは、まず、自分の意思で好きな料理を作れる。
材料などは、スクールミーティングで全てプレゼンし他の子どもたちやスタッフから了承を得てそろえる。

どんどん打ち込み、最終的には、外部のプロの料理人を講師に呼ぶこともスクールミーティングで決定すれば可能である。
ただ、アポも自分で取らなければならない。

スタッフはあくまでも子どもの「やりたい」をお手伝いすることに徹する。


そこで、自らの意思でやりたいと思って学んだことは必ず自分の血となり肉となる。
すべてが必要な勉強となる。
例えば、料理をするならレシピを読まなければならない。漢字や単語を知らなければならない。また、調味料の配合には何ccや何対何の比の勉強も必要となる。
足し算や引き算も使う。掛け算、割り算も必要だ。
文章を読み取り手順を理解することも重要。
味覚を使い、嗅覚を使いより美味しい物をつくる。
探究心や問題解決にもつながる。


このような
サドベリーバレースクール。
魅力的ですよね?

ただ、もしかしたら、字が読めない、書けない子どもになるかもしれない。
それでも我が子を愛せますか?