元委託型保険募集人独立系FPが、保険相談者を騙すセミナーを開いた背景には、この人達の事業収支もみておく必要があります。

 

 

 

 

前回にも書きましたが、元委託型保険募集人独立系FPは自営業者です。

 

 

 

 

正確にいえば自営業者の独立系FPが、保険の手数料収入を得るために、乗合代理店と保険販売業務委託契約を結んだ、ということです。

 

 

 

乗合代理店は、複数の保険会社と保険販売業務委託契約を締結しており、委託型保険募集人独立系FPは、乗合代理店と保険販売業務委託契約を締結していたということです。

 

 

 

なんかややこやしいですね。

 

 

 

早い話が構図としては、ねずみ講の構図を思い浮かべてください。

 

 

 

 

 

頂上に保険会社があり、その中腹に乗合代理店が何社かあり、乗り合い代理店の下、一番のふもとに、何万人もの委託型保険募集人独立系FPがいたということです。

 

 

 

この構図はピラミッドですね。

 

 

 

 

 

 

 

私は一時、外資系生保にいたことありますから、乗合代理店の保険手数料がどれほどか知っています。

 

 

 

 

 

 

同じ保険募集人でも、乗合代理店と一社専業の保険募集人とでは、保険手数料率が20%違っていました。

 

 

 

 

 

 

この保険手数料率だけをみれば乗合代理店の方が多くの収入を得ることになりますから良いようなのですが・・・。

 

 

 

 

 

もう少し具体的にいいますと、私がある研修に参加した際、乗合代理店の人が独立系FPに、自分達乗り合い代理店の傘下に入るよう勧誘にきていました。

 

 

 

 

 

 

その時の乗合代理店の説明は、

 

・年収1000万円は硬いこと。

・保険募集人資格は乗合代理店を通して受けることになること。

・資格申請にかかる費用は保険会社と乗合代理店に支払うように言われ

 

 

 

 

 

「あれ?保険募集人資格は、各保険会社を通してしか受けられないはずだけど・・・???」

 

 

 

 

 

 

 

「証券会社の時でも、保険会社一社ずつ資格試験受けたけど・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

「外資系生保で資格試験受けたとき、資格申請にかかる費用は販売登録する保険会社だけで良かったのに、乗合代理店の分もいるの???」

 

 

 

 

 

 

年収1000万円は硬いって?

外資系いた時、1000万円稼いでいた人指折り数えるしかいなかったけど。

 

 

 

 

 

 

保険を必要としている人と、保険を売りたい人の需要供給が崩れているのに?

 

 

 

と非常に疑問に思ったものです。

 

 

 

 

年収1000万円は硬いのは、誰にでもあなたにあった保険と言って、自分達が受け取れる保険手数料率の一番高い保険を勧めていたからですね。

 

 

 

 

因みにその乗り合い代理店は、保険の窓口と同じ出身保険会社でした。

 

 

 

 

 

ですからそこも国税庁の捜査が、後で入ることになりました。

 

 

 

 

 

そして、次の説明では傘下に入ると毎月、会費が5000円発生することも説明していましたので、収入をえるまえから、こんなにも支出が発生することが判りました。

 

 

 

 

 

そして傘下に入ると、毎月それ以上のランニングコストが、収入があるなしに関わらず発生することが私にはわかっていました。

 

 

 

 

このランニングコストについては、外資系にいたころを参考に次のページに上げていきます。

 

 

 

 

 

今日も、お読みいただき、ありがとうございました。


・弊所は、2009年に開業していらい、一切企業の商品を販売したことがありません。

・企業から販売手数料を頂いたことも、一切ありません。

・中立公正と見せかけ、相談者を保険の契約へと誘導した独立系FPではありません。

・弊所は、キャシュフロー表(CF表)の作成に特化しております。

・弊所のCF表は、FPが金融商品や不動産を販売するためのCF表ではありません。

・弊所のCF表は、CF表作成をご依頼された方のためのCF表です。

・相談もCF表作成も無料ではありません。

・CF表作成は、30分ではできません。お日にちを頂いております。

・この環境下の現在は、Skypeまたはメールでのご相談とさせていただいております。

・全国の方のご相談をうけたまわっております。

・弊所は、2009年の開業いらい、FPの本業を貫いております、フィーオンリーの梶田ファイナンシャルプランニング事務所です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランニングコストが発生します。

 

 

いわゆる支出も発生するのです。

 

 

 

 

 

どんなランニングコストが発生するかは次で書きます。

 

 

 

 

 

 

 

それに委託型保険募集人独立系FPは、

 

 

 

 

 

 

 

そして委託型保険募集人独立系FPの営業収支から考えると、生保の時を参考にしたならば、

 

 

 

①委託型保険募集人独立系FPは基本給がありません。全て出来高です。

②契約がとれなければ、月の収入は0です。

 

 

こうした収入に対して、

①乗合代理店への会費が毎月発生します。

②パンフレット・粗品・しおり約款・契約書類は乗合代理店を通じて保険会社から購入する仕組みと思いますので、保険会社から直接購入するより乗合代理店を通じた方が高くなったと思います。

 

 


ある研修に参加した際、乗合代理店傘下の募集に来たいたい人が、保険募集人資格の申請で保険会社と乗合代理店に費用を支払うように言われた記憶です。

 

 

 

乗合代理店の傘下に入ると、収入を得る

 

 

 

 

 

 

 

 


私は、身内や知り合いを契約させつくした結果、保険手数料収入の中毒症状状態の人をみてきましたし、お願い営業先が出尽くしてノルマを達成できず苦しいんでいた人もみてきました。

 

 

生保の時の収支を参考ししたならば、

 

 

 

 

・交通費も全て委託型保険募集人の自腹と思います。

 

 

 

 

委託型保険募集人独立系FPは、国民年金・国民健康保険に加入することになりますが全額自腹です。乗合代理手との折半はありません。

 

 

 

保険会社から昼食の補助もありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

事務所をもったなら、家賃や水道光熱費が発生します。