なぜ
人は
望みもしない不幸に
あってしまう時が
あるのだろう
生きていく人生のすべてが
心地よい
平原の上を
なでる風を
感じる夕方のような
表現しがたい
気持ちのいいものであれば
少なくとも不幸ではないと
思うんだ
どうして
人はこんなにも
惨めさを感じるんだろうか
一生懸命生きていても
時おりくる
むなしさや惨めさが
あるんだろうか
僕は
他の人より
沢山の物を求めてしまってるのかな
だから
時おりこんな気持ちになるんだろうね
明日もしも
気持ちのよい風が
吹いて
綺麗な夕日が見れたら
僕は幸せなんだろうね
無条件に
不安を感じることのない夕日
裏表もなくて
その時の中に存在する
幸せ
そんな幸せは結局
続く事はなくて
ある日突然
どこからか
降ってくるように
ドアをノックするように
不幸はやってくるんだ
僕のそばに
いや
私のそばに…