へたれなオタクのぐだぐだな日々

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はてさて、本日はついに「るろうに剣心 伝説の最期編」が公開。
その裏でマーベルの新作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」もちゃっかり公開。
さっそく観に行ったのですが、朝9時前でもうこの行列。



みんなるろ剣目当てなのか、初回は早くも席が後わずか表示に。
しかし私は昨日既に昼の回の席をリザーブ済なので何の問題もなく、悠々と「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を観賞、30分ばかし空けた後に「るろうに剣心 伝説の最期編」を観賞。

さてさて、「るろうに剣心」は壮絶かつ邦画で出来うる全てを出しきった傑作でしたが、意外にも良かったのが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。

いわゆるアメコミ映画であり、アイアンマンやマイティ・ソー、キャプテン・アメリカなどの「アベンジャーズ」を擁する、マーベルシネマティックユニバースの新作。

最近はアベンジャーズの面々の続編が続いていたので、完全な新作、しかもアベンジャーズとの関わりがほとんど無いのは久しぶりのことです。
個人的にはアベンジャーズとの関わりが薄く、また日本でも決してメジャーではない本作への期待は微妙でした。
しかし蓋を開ければ、個性的なキャラクター達が織り成す、笑いあり、アクションあり、最後に涙ありの一大ヒーロー映画になっており、ストーリーもテンポ良く楽しく、マーベル映画初心者にも非常に楽しめるような出来でした。

とはいえいずれはアベンジャーズ達とも合流するようで、伏線もしっかり散りばめられており、アベンジャーズ及びその関連作や、原作を知る人たちへのサービスも欠かしていません



以下ネタバレ込みで個人的な感想など語ります。未見の方はご注意ください。
あくまで個人的な感想です。










大まかなストーリーとしては、とある銀河において、和平条約を結んでいたザンダー星の壊滅を目論み、無限の石(インフィニティストーン)の一つであるオーブを手に入れんとする
クリー帝国の強硬派 ロナン
に対し、様々な偶然、因縁から集まった

宇宙のならず者 スター・ロードことピーター・クィル
(地球人、子供の頃宇宙船に誘拐された)
暗殺者 ガモラ
(超人サノスに両親を殺され、暗殺者として育てられた)
戦士 ドラックス・ザ・デストロイヤー
(ロナンに家族を殺され、復讐を誓う)
賞金稼ぎ兼傭兵のロケット・ラクーン
(望まぬ遺伝子操作でアライグマの姿に)
・その相棒 グルート
(「私はグルート」としか話せない木人)

からなるチーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が、銀河の存亡をかけ戦いを挑むというもの。

壮大なストーリー…のはずなのですが、とにかく軽い。ノリが軽い。

スターロードやロケット&グルートは基本的に金の為に動いてるし、ガモラは自分の自由の為、ドラックスは復讐の為と、皆が私欲や自分の思惑に従って動いてるので協調性はほぼ無し。

出会いも他のヒーローもののような感動、感慨深いものは一切無く、なし崩しに一緒に行動するはめになったようなもの。(一応利害の一致はありますが)

そんな彼らだから、終始騒がしいドタバダ劇を繰り広げます。
ザンダー星でオーブを取り合ってたら逮捕されて刑務所行きになっちゃったり、脱獄してオーブを売りさばこうとしたら、ドラックスが復讐心を優先して勝手に敵の艦隊を呼び出して大ピンチになっちゃったりと、やることなすことろくな結果にならず。

しかしながら、彼らもそれぞれ色々なものを失い、深刻な悲しみや痛みを背負って、今の境遇に落ちていました。
全体的にテンポ良く話が進む中で、明確に描写はしないものの、セリフや表情の端々でそれはしっかりと表現されています。

だからこそ、スターロードの
「俺達は負け犬だ。色々なものを失った。だが今日は失わない。人助けだ。逃げ出さないぞ。」
という言葉に、落ちるとこまで落ち、負け犬に甘んじていた彼らが、ロナンの野望を食い止める為に、逃げない、もう失敗はしないと団結するのがベタだけど熱いのです。

そこからはスターロードの育ての親ヨンドゥ率いる盗賊団ラヴェジャーズと、オーブ奪還を条件に協力し、ザンダー星の軍隊ノバ・コーズの援軍も得て、ロナンと戦う事に。

映像的には安定のクオリティで、戦闘機によるドッグファイトや、ガモラとその義妹ネビュラのキャットファイト、スターロードやドラックスの肉弾戦、強すぎるグルートなど、アクションも目白押し。
そんな中でも、ガモラを侮辱する言葉に怒るドラックスや、市民を守ろうとするロケット、皆を救うために命懸けの奥の手を使うグルートと、各々の心境の変化もしっかり描かれていました。

そして、最後の最後、ロナンからオーブを取り返すも、力を制御できず肉体が崩壊しかけるスターロード。
しかし、ガモラが、ドラックスが、ロケットが、必死でスターロードの手を掴み、彼を救おうとします。
結果、オーブの制御に成功し、「何故崩壊しない!?」と驚くロナンにスターロードが一言。

「俺達が、銀河を守る最強チーム(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)だからだ」

この一連の流れは泣いてしまいました。劇場でも目頭押さえる人結構いましたね。
あんなにバラバラで利己的だったメンバーだけに、命を省みずスターロードを救おうとする必死さが物凄く伝わってきて、涙腺直撃でした。

結局オーブの力でロナンを倒し、オーブもカプセルに封印。
ヨンドゥには「絶対開けるなよ」とすり替えたカプセルを渡してなんとか切り抜けます。
恩赦により犯罪歴も消え、鉢に差した苗木からグルートも復活。
しかし、物騒な発言を繰り返すロケットやドラックスに、スターロードは「俺が見張らなきゃ」とリーダー的発言。
ところが宇宙船に乗り込むやいなや、
「これから何する?良いこと?悪いこと?それとも両方?」
とノリノリ。
結局「両方!」に決定し、仲間達と共に宇宙に旅立つところで終了です。

いやはや、すごくいい映画でした。
最近のマーベル映画は数が多く、繋がりも密接になって来て、未見の人には敷居が高くなりつつありましたが、本作は純粋に笑いあり涙ありアクションありで、テンポも良くアメコミ映画初心者にも十分楽しめる良作になっています。

早くも続編決定しているようですし、いずれはアベンジャーズとも交わることになるので、今後にも期待ですね。



ちなみに今後の伏線となるものをいくつか…

・無限の石(インフィニティストーン)
本作のキーアイテムであるオーブは、作中で、宇宙に6個存在する無限の石(インフィニティストーン)の一つと説明されるが、「キャプテン・アメリカ」や「アベンジャーズ」におけるキーアイテム「キューブ」や、「マイティ・ソー ダークワールド」に登場した「エーテル」も、この無限の石(インフィニティストーン)であり、本作でも一瞬映像で登場している。
また、「アベンジャーズ」でロキが手にしていた杖に嵌め込まれた石もこれらしい。

・コレクター
作中、ガモラ達がオーブを買い取ってもらおうとしたコレクターなる人物は、「マイティ・ソー ダークワールド」にも少しだけ出演。
ソーの仲間からエーテルを受け取り、「残るはあと5つ…」と意味深な発言をしていた。

・サノス
今回の悪役ロナンの裏には、サノスという黒幕がおり、中盤でその姿を現す。
ロナンは本来サノスにオーブを献上する代わりに、ザンダー星を滅ぼしてもらうという契約を交わしていた。
ガモラの家族の仇であり、彼女を暗殺者に仕立てあげた張本人。
サノスは「アベンジャーズ」にも登場、本人はエンドクレジットで、笑みを浮かべる横顔が映るのみだが、ロキに杖やチタウリ軍を与えた張本人であり、「アベンジャーズ」での黒幕とも言える。
コミックだと、上記のインフィニティストーンにあたる6つのインフィニティ・ジェムを嵌め込んだ小手「インフィニティ・ガントレット」により無限の力を手にいれ、指パッチンで宇宙の生命の半分を失わせるというとんでもないことをやらかしたりする。
今後の映画に登場することも確定しており、いずれはメインヴィランとしてアベンジャーズやガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと戦う模様。

長くなりすぎたなぁ…。も少しコンパクトに纏められるよう努力しよう…。