４月下旬

三月上旬にあった地震で、私の実家も被害を受けました

水は出ない、ガソリンはない、放射能の恐怖、余震の不安。他にも私にはわからない不安はたくさんあったと思います。


そんなに被害のなかった都内に居ても不安で仕方なかったのだから。


実家にもなかなか電話つながらなくて、当日は大泣きしますた、はい。23でもまだまだ子供ですな(笑)



このとき初めて家族のありがたみとか存在価値を見いだせたような気がします。

生きてくれてるだけで良いのです。それだけで、私は安心できるのです。


そして、ようやく常磐線が実家のある駅まで通るようになって帰郷このころにはだいぶ落ち着きを取り戻していました


ただ、震災後、実家でやっている仕事が大忙し震災の影響で仕事が殺到しているみたい


今年いっぱい予約で埋まってて、パパもママも土日も休みなく働いているの


うちも被害あったのにそっちのけでえぇ辛い思いもしたのに、そんな情感に浸る暇もなくあくせく働く姿に唖然


夜にママが泣いているの見たから余計に辛い


だーかーらー、本当は地震のあった翌日に母の還暦をお祝いするために用意してあったお金をここで使うことにしたのです

姉と合わせて計15万
家族５人で旅行するには少し足りないけど、栃木に行って来たよ


ずっと休みなしで働いてきたんだから、たまには休ませてあげないと


安いホテルだけど、部屋をスイートにしたからとっても素敵



綺麗な空気とママの大好きな硫黄泉


家族全員揃うなんてこの先何回あるんだろう？

姉は既婚者だから、うちに帰ってくるときは大抵旦那付きであります


だが今日はいないのだ姉を独り占めなのだ


本当の家族だけたのだぁ気兼ねないのだぁ

ってゆー妹の微妙な心理描写は置いといて


おいしいご飯に最高の温泉を堪能した翌日はﾄﾘｯｸｱｰﾄに寄ってきました




小さい頃に行ったきり、来てなかったけど非常に興味深い


小さい頃は不思議だなーって思うだけだったのが、大人になるとなんでこう見えるのかを追及したくなる

いかに人間がものを見るとき適当なのかを思い知らされる



大人になるって少し寂しいな子供のように純粋に物事を受け入れられなくなって、あれこれ考えるようになっちゃうのよね
それがいいときもあれば、邪魔になるときもあったりして、、、



私はいつも理性に邪魔をされるなもう少し本能的に行きたいであります。



なんてﾄﾘｯｸｱｰﾄから全く関係ないとこまで飛んで行ってしまいました(笑)



この旅行で、家族とは何か、生きるとは何か少し考えたけど私にはまだ難しい。

自分が家族を作ってみなくちゃわからないんだろうな




なんだかんだでパパもママもﾆｺﾆｺで旅行を終えられてよかった


これで現実逃避できたかな？(笑)


私は辛いことがあると、遠出する癖があります。

それは絶対にパパとママの影響です