*PROFILE*
 32歳で日本女子大学食物学科(通信過程)に入学
大学生活のあれこれを綴っています(*´︶`*)



対面授業2週目の午後は、「音楽の歴史」を受講しました。


この講義、ずっっっっと受けたかったんです!


日本女子大に入学するかどうか迷っていたころ、卒業生の方のブログをよく読んでいて、その方が「音楽の歴史が面白かった」という記事を書かれていたんです。


それで卒業までには絶対に受けようと決めていたのですが、隔年開講なのでなかなかスケジュールが合わず。しかもコロナ渦でずっと遠隔授業だったのですが、今年は6年ぶりの対面授業!


今年の夏の一番の楽しみでした。



そして、期待通り、評判通りの楽しい授業でした。何より、先生がとっても魅力的!


喋り倒したり、ピアノを弾いたり、生徒にマイクを向けて意見を求めたり、常にクルクル動き回っているような方でした。


「あ!」の一言だけで笑いを起こすって何事。


生徒を飽きさせないように、楽しませるために、色々な工夫をしてくださっているのを感じました。先生自身も楽しんでいるから、こちらも楽しくなる。本当に音楽がお好きなんだろうな、と思います。



私は昔から教師に恵まれたし、日本女子大に入ってからも素晴らしい先生にたくさん出会いましたが、今回の先生は、教育者として最も尊敬できる人かもしれません。


ただ面白い、楽しい、人柄が良い、だけでなく、学問に対する誠実さや情熱をものすごく感じました。だから、生徒をむやみに甘やかすこともないはず。


なので、課題もそれなりに出ました。


まず、各講義ごとに400字程度のレポート。「各回」ごとなので、1日に2つのレポートです。全回で12レポート。


そして、最終レポートもあります。こちらは800字以上でした。


最終レポートは、すべての講義の総括的なものですが、「必ず参考文献をあたること」という条件が。つまり、自分の考えだけでまとめることは求められていません。


これが、なかなか難しかったです。

そもそも、音楽を言語化するって難しい…!


私の感覚では、言語化できないものが音楽や美術になると思っているので、それを文章に落とし込むのは大変でした。なので、小レポート12回も、書くのになかなか苦労しました。


そもそも同じ週に統計学を受けていたから、ほとんどの空き時間を統計学に持っていかれて音楽のほうのレポートが溜まる一方(笑)。


↓統計学奮闘記はこちら



講義の内容をまとめて感想書いて〜〜って適当に終わらせることもできたし、そうしても落第にするような先生ではないと思いましたが(課題の評価は甘めです)、良い講義を受けたからには、真剣に向き合いたくなる。


音楽に関する本を、大学の図書館と地元の図書館から借りまくり、限られた時間でできる限り情報収集しました。




音楽を学問として捉えたことがなかったので、論理的に説明されたものを読むのが新鮮で楽しい。隅々まで読みたいけど時間的に無理なので飛ばし読み。本当に、時間さえあればもっとじっくり楽しく勉強できるのに、いつも時間がない泣き笑い


最終レポートは、締切ギリギリになんとか提出できました。



このレポートを出し終えて、ついに、今年の夏が終わりました。


さ、寂しい…!!


この夏に出したレポートたちの提出記録を眺めていたら、ほんの少し目頭が熱くなってきちゃった。



いや、夏が終わってもまだまだやることはある!残り少ない大学生活、枯れ果てるくらい勉強するぞ!