今年も1月から入学説明会がコンスタントに行われているようです。
良い機会なので、私が入学説明会へ行った時の話をしようと思います。ちょっと長くなってしまったので、お時間のある方はお付き合いください🙇
私が日本女子大学・通信制への入学を視野に入れ始めたのが2019年の10月頃のこと。
それから入学するかどうか悩み続け、2020年の2月に行われた入学説明会に参加しました。
この時点でもまだ迷っていて、入学説明会で受けた感覚で決めようと思いました。
その結果、さらに迷うことになってしまったのです…。
栄養や食品について学びたかったので、入学するなら食物学科、というのはすでに決めていました。
入学説明会で分かったことは、食物学科で学ぶ内容が思ったより理系だということ。
特に引っかかったのが、高校程度の化学・数学の知識があることが望ましい、と言われたこと。
そんなの、ない!笑
化学に苦手意識がありすぎて、ずっと避けてきた人生。高校でも選択しませんでした。
入学説明会では、テキストやレポート課題集も自由に見られるようになっていましたが、試しに開いたページに訳のわからない化学構造式。あ、無理かも…ってなりました。
きわめつけに、入学説明会に来ている方たちがものすごくしっかりしているように見えたんです。目標を持って、自分の行くべき道がちゃんと分かっていて、迷いがないような。
それに比べて私はふわふわへなへなしているように感じて、こんな私が入学してやっていけるのかと不安で仕方がなかったのを覚えています。
入学説明会へ向かうときはワクワクしていた気持ちがすっかり萎み、帰り道は答えが出るまでトボトボ歩いていたら目白から新宿駅まで来ていました。笑
それでもまだ答えが出ず。
とにかく美味しいものを食べて帰ろう、とご飯を食べると少し元気が出て。
やっぱり食べ物はすごい、食べ物について勉強したい、でも私にできるかな、の無限ループ。
いやぁ、本当にうじうじ悩んでましたね
でも、悩んでたって何も解決しない、とにかく何か行動してみよう!と思い、翌日に本屋さんで高校の化学のテキストを購入。
入学願書の提出期限まで時間があったので、とりあえず化学の勉強をしてみることにしました。
最初は本っっ当にちんぷんかんぷんでした。でも、1ヶ月とにかく勉強して、高校の基礎化学はひと通り理解できるようになりました。
ここまで来ると化学の楽しさも少し分かってきて、「いけるかも」という気持ちも少し湧いてきます。
あと、入学説明会では卒業生からのコメントも見られたのですが、ある方が「入学してみれば意外と何とかなります」と書かれていました。
その言葉が私の中の希望になり、
不安はまだまだあるものの、とにかくやってみよう精神で願書を提出!
そんな経緯で、入学しました。
最初の1年は、はっきり言ってしんどかったです。ちょうどコロナが広まった年だったので学校へは全く行けず、友達もできないから相談する相手もいなくて。
テキストは何言ってるのかよく分からないし、レポートの書き方も分からないし...。
でも、オンラインでたまに参加するスクーリングが楽しくて。もっと色々な授業を受けたいという意欲が湧いてきました。
辛かったのは、最初の1年半くらいかな。2年目の後半からは勉強が楽しくて楽しくて、本当に入学して良かったと思いました。
この頃には少しずつ顔見知りの方やお友達もできて、スクーリングも一層楽しくなりました。
3年目に至っては、夏期スクーリングが何ヶ月も前から楽しみで、期間中も終わってほしくない、帰りたくないと思うほど。
今は胸を張って、日本女子大が大好きだと言えます。
3年前のあの日。
私には無理だ、できない、と決めつけて諦めていたら、全く違う人生になっていたと思います。
あの頃、泣きそうになるほど心細くて、でも諦めたくなくて、必死に頑張った自分を褒めてあげたいです。笑
今となれば、もう怖いものなしですけどね。多少分からないことがあったって、何とかなるっしょ!って調子に乗ってます。そして、何とかなります!
もし、いま日本女子大通信に入学するか迷っている方がいたら、とりあえず入学してみて!と言いたいです。
入学してもしなくても後悔するなら、とりあえずやってみて後悔した方がマシだと私は思います。
あの日みた卒業生のコメントの通り、入学してみれば、本当に意外と何とかなりました。
ただ、めちゃくちゃ頑張らないと卒業できないのは確かです!私もまだまだこれから頑張って残りの単位を取らないと。
だけど、頑張る過程もすごく楽しいです。試験前に必死で何時間も勉強している時でさえ、しんどさより楽しさの方が私は強いです。
そして、試験結果が高評価だった時の達成感と言ったら!
一生懸命になればなるほど、人生は本当に楽しいです。こんなに楽しくなるなんて思ってもいませんでした。
あくまでも私の場合の話ですが、ご参考になれば幸いです