昨日観ていたCDTV

結婚ソング特集コーナー

ある花嫁さんが、秋桜の歌詞を両親への手紙に織り交ぜて書いたと話していました

秋桜

今も大好きな歌

昨年の紅白歌合戦で、さだまさしさんが歌っていて、さださんの透明感のある声でしっとりと聞かせてくれる(泣きそうになったわ😢)

秋桜も好きだけど、私はやっぱり百恵さんかな?

百恵ちゃん、宝塚にハマる前好きなアイドルでした

今改めて彼女の歌を聞くと、なんて綺麗な日本語の発音で歌うのだろう

日本語の美しさを再確認させてくれます

21歳という若さで愛する人と共に生きる選択をし、トップスターの座をあっさり去った彼女の生き方は当時の少女達の憧れだったように思います


そんな百恵ちゃん好きな小学生だった時

クラス替えで一人の女の子と同じクラスになりました

ユキコちゃんていう名前だったかな?

仲の良い友達という訳ではなかったけれど

ある時、通学路が途中まで同じだと知り

何度か一緒に帰った記憶があります

「私の家こっちなんだ」

と指を指し曲がり角で別れました

何がきっかけか忘れたけど、一度だけ彼女のお宅におじゃまさせてもらいました

綺麗な戸建ての家でした

家の中に案内されると

「ここで待ってて」

と玄関横の部屋へ入れてくれました

床にはフカフカの絨毯が敷かれ、綺麗で大きな椅子やソファ、テーブルにはレースのクロス、ピアノが置かれた応接間でした

初めて目にした洋室

畳敷きの和室でしか生活した事の無い私には

外国の家?と思う位の驚きでした

少しするとユキコちゃんが来て

「私の部屋で遊ぼう」

と自室へ連れて行ってくれました

ユキコちゃんてもしかしてお姫様?

そう思うような可愛い家具や綺麗な学習机

ふわふわのベッドに本棚に並べられた沢山のマンガ本

女の子なら誰でも一度は憧れるような世界がありました

祖母の家で居候状態の様な暮らしをしていた私には自室どころか机さえ無かった

ユキコちゃんを羨ましいと思う余裕さえないほどでした

思えばいつも可愛い服を着ていたような気もします

あれから、ユキコちゃんと遊ぶ事も帰る事も無くなったけれど


もしかしたらユキコちゃんは私に女の子の憧れの夢を見せてくれた絵本の中から現れた

お姫様だったのかもしれません