ナースステーションには
師長さんといつもワンコのことを
聞いてくれる看護師さんがいた。
すみません
頭が痛くて
頭が痛くてアイスノン下さい。
泣き止んでいたし気丈に
振舞った。
でも師長さんが
あらあら目が真っ赤
どうした？どうした？
そう優しく聞いてくれるから
こんなに人前で泣くのは
記憶にあまりないくらい
泣いてしまった
師長さんは頭を
看護師さんが背中を擦りながら
気持ちをくみ取ってくれた
嬉しい気持ちも人の優しさにも
ますます涙が止まらず
あまりに泣くから
ナースステーションの看護師さん達も
こっちを見ていたのが分かった
師長さんが
旦那さん呼びなよ
今から一緒に個室貸すから
泊まってもらいな
それか落ち着くまでは居てもらいな
そう言ってくれた
でもそれはワンコもいるし
わがまま過ぎるので
丁重にお断りした
看護師さんは
○○ちゃんに会いたいんだよね
そうワンコの名前を出してくれた
長くなってきたし
溜め込んでたね
辛いね
そう言って優しく話を聞いてくれた
それから先生に外出の許可
聞いてあげるから
待っててね
そう言ってくれた
旦那以外に本心を話すのが苦手な私
それもありブログに吐き出してる
愛想よくして
無駄な時間やめんどくさいことは
言わないしない
何でも大丈夫ですと答える
いい患者だったのに
一気にめんどくさい患者になってしまった
アイスノンもらい部屋で
落ち着いてきてから
あまり好きじゃない看護師さんがきた
夜の担当みたいで消灯の確認だった
その看護師さんまでもが
大丈夫？切迫早産は辛い治療ですからね。
寝れそう？
そんな風に気をつかってくれた
もぅナースステーションでは
泣き出した患者で
情報共有済だよなと
恥ずかしくなった
人に心を開かないわけじゃない
でも本当に
辛いとか
悲しいとか
泣きたいとか
マイナス面を見せるのが苦手
やらかしてしまった
なんとか寝ることが出来たけど
何故かこういう日に
ネットサーフィンするのは
暗い内容ばかり
急に今度は子宮内胎児が急に
亡くなるのが怖くなってきて
その検索ばかり
でも泣き疲れたのか
胎動カウントしながら
寝落ちしていた。
朝になり来る看護師さんみんなが
知っているようで
大丈夫？寝れた？
そんな風に声をかけてくれた。
そしてさっきまさかの
外泊が許された。
嬉しすぎる
本当に嬉しい
先生に話してくれた看護師さん
ありがとう。
少し帰るのが怖い気もするけど
胎動カウント忘れずに
自宅安静で
気持ちの切り替えをしてきたい。
リフレッシュできれば
もう泣かない