「肩が辛い」とセラピストの方はお客様からよく言われると思います。


ここで注意するのは施術者とお客様の思い浮かべる肩は違うということです。



筋肉でいうと三角筋、菱形筋、肩甲挙筋、僧帽筋、脊柱起立筋などがあり、肩という一言ではわかりません。


ここでまず触ってほしいポイントがあります。


1つ目は棘三角、上角際〜C7までのライン。
特に上角際に辛さがあることが多く、お客様のポイントと一致することも多いです。
肩こりの基本とも言える箇所です。



2つ目は上角際〜C1-4横突起までのライン。
上角際と言っても今度は背面ではなく、頭側から捉えていきます。
C1-4横突起とは簡単に言うと、乳様突起付近と思ってもらえればいいです。



この2つをはじめに触ってお客様とすり合わせて行くとほとんどがどちらかで決まります。
ほとんどの人に硬さがあり、わかりやすい筋なので確実に捉えられるようにします。




次に捉え方です。
1つ目のポイントの捉え方は背中の上から肋骨方向に向けて肋骨ー筋ー手と、筋を手と骨でキレイに挟みます。
そうすることで捉えられている感覚が出てきます。 



2つ目のポイントは頭側方向から肋骨に向けて、捉えていきます。途中頚部に近づくと肋骨ではなく、頚椎に向かって角度を変え、挟む方向を変えていきます。




このように、

骨ー筋ー手

この場合は骨が壁になり、手と壁である骨と挟むことで筋を捉えます。
適切に挟むことでただ押すより筋に刺激が入り、効果も出やすく軽い圧でもしっかりと捉えられている感覚が出ます。





難しいかもしれませんが、これができることで普通のセラピストから抜け出しワンランク上の技術力がつきます。
肩に限らずすべての箇所で使うことができる基本技術なのでその価値は非常に高く、実際に行えるセラピストは少ないため有用な技術と言えます。